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ここはブラジル?! 群馬の移民街

みんなで一緒に食べるのが大事

2014年6月27日(金)

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 明るく軽快なサンバのリズムが聞こえてくる。ブラジリアンタウンといわれている群馬県大泉町で、毎月第4日曜日に開催されているイベント「活きな世界のグルメ横丁」だ。

 ブラジルのソウルフードを探しに訪れたこの大泉町で、ブラジル人が「コレがないと生きていけない!」という料理「フェイジョン」「フェイジョアーダ」を知った(前回参照)。かつて奴隷として南米に連れてこられたアフリカ系の移民がつくり始めたと伝わる料理だが、「移民の国」とも呼ばれるブラジルでは、それぞれの人種の文化や思いが込められた料理が少なくない。それを感じたのが、このイベントだった。

まずはシュラスコ

 会場である「いずみ緑道 花の広場」に入ると、艶やかに踊るド派手な衣装のダンサーに釘付けになった。ブラジルの代名詞ともいえるサンバだが、これもルーツはアフリカといわれている。リズミカルな打楽器の音にノリながら、ブラジル料理を求めて会場内を一望した。「世界のグルメ横丁」と題しているだけあって、ロシアやインド、イラン、焼きそばなんかの出店もありバラエティに富んでいる。

 ブラジルの国旗を掲げた店を見つけた。近づいて店を覗くと、牛肉やソーセージを炭火で焼いていて、香ばしいにおいに食欲が刺激される。

 「シュラスコですよ」

 声をかけてくれたのは、店でバーテンをしていた山本俊之さん。ブラジルの日系3世の母親とボリビア人の父親と約20年前に来日、イベントには家族みんなで出店しているという。シュラスコなら私も知っている。いわゆる肉の串焼きだ。「ブラジルの代表的な料理ですね」と言うと、俊之さんはさわやかに笑って話してくれた。

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「ここはブラジル?! 群馬の移民街」の著者

中川 明紀

中川 明紀(なかがわ・あき)

ライター

講談社で書籍、隔月誌、週刊誌の編集に携わったのち、2013年よりライターとして活動をスタート。インタビュー記事を中心に、雑誌や電子出版物で活躍している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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