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ピル処方に膣内診は必要ない

エビデンスに基づく医療を当たり前にしよう

  • 室井 一辰(医療経済ジャーナリスト)

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2014年6月27日(金)

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 自著『絶対に受けたくない無駄な医療』に示した「衝撃のリスト」との出会いを書いた初回の連動記事に、多くの反響をいただいた。医療に関する新しい情報基盤を整備するきっかけになればと思っているので、とてもうれしく感じた。

 Choosing Wiselyが重要なのは、どの指摘にもベースとなる科学的な根拠(エビデンス)がある点だ。2回目の今回は、「ピルの処方で膣内診は不要である」という指摘を軸に、エビデンスの重要性について解説していこう。

絶対に受けたくない無駄な医療
費用対効果の観点などから無駄な医療を抽出した衝撃の一冊

 6月25日に、NHKの朝のバラエティー「あさいち」で、「人間ドック、“新基準”の波紋」などと取り上げられたように、日本人間ドック学会と健康保険組合連合会(健保連)が4月に出した新基準が議論を呼んでいる。本書でも詳しく触れたが、150万人の検査データから「超健康」と認定される1万5000人を抽出して、その分散から健康に関する新しい基準を探ろうとしたものだ。

 結果的に血圧の正常範囲が拡大、彼らの基準に照らせば、従来の基準で「高血圧」に認定される数値でも「健康」と認定される。従来の基準は何だったのか、という声が続出した。

コメント3件コメント/レビュー

エビデンスを重視する態度は、医療だけでなく、日本のあらゆる産業にも必要な事だと思う。あらゆる場面で、より「小さいリスク」で、「大きな成果」を生むために必要なことだと思う。(2014/06/27)

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いただいたコメント

エビデンスを重視する態度は、医療だけでなく、日本のあらゆる産業にも必要な事だと思う。あらゆる場面で、より「小さいリスク」で、「大きな成果」を生むために必要なことだと思う。(2014/06/27)

もともと西洋医学はエビデンスありきである。ここ1~2世紀の間に医学の研究は大きく加速したが、医学書への反映が遅れて教科書が古い記述のままであったり、少し前まではエビデンスによって推奨されていた医療行為が、分析手法の向上によって覆されたことが業界の隅々まで周知されなかったりといったことが、無駄な(場合によっては間違った)医療が存在している背景にあるのだろう。問題があるとすれば、よほどの専門医でない限り最新の医学エビデンスへのアクセスや学習の手段が限られてしまう状況であろう。医師個人で反証を含む多数の論文を追いかけて結論を見出すのは必要な労力からいって現実的ではない。業界を挙げて各エビデンスを体系的に整理し、業界としての結論を出そうというこの取り組みは、医師からも患者からも非常に価値のある事業になるものと思う。(2014/06/27)

医者の指示は患者にとって絶大です。病院(医者)は無駄な治療、検査、手術、処方、投薬などで大きな利益を得ています。でも病気が治る期待(祈りにも似た気持ち)があることと、激務の医者もときには見かけるので、医療界の理不尽な儲けに寛容さを発揮してしまいます。(2014/06/27)

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