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胃や腸の健康とハーブ

食べるハーブ 植物と健康の関係 file4

  • 武内 太一

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2014年7月4日(金)

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 ガーリック、ジンジャー、ターメリック。いずれもアジアの料理ではおなじみのスパイス(香辛料)です。実は、これらはメディカルハーブとして、古来より用いられてきました。その作用が期待されるのは、胃腸を含む消化器系です。男性も女性も、消化器系の健康で悩んでいる人は多いようです。ぜひ、参考にしていただければと思います。

ジンジャー(イラスト:Jane Watkins)

 人類は、はるか昔から、消化器系の不調の治療に薬草を用いてきました。前回まで紹介してきたハーブは、どちらかというと試行錯誤を繰り返して、経験的に効果が見いだされたものでした。今回、紹介するハーブの中には、冒頭に紹介したように、初め食用や料理に風味を加える香辛料として使われながら、後に薬用になった植物が数多く登場します。

 例えば、ジンジャーは、インドや中国で古くから料理に使われ、中世後期のヨーロッパでは交易の主要な香辛料となって、イングランドで人気を博しました。ちなみに14世紀のイングランドでは、ジンジャーはブラックペッパーに次ぐ人気を誇り、450gほどのジンジャーが羊1頭と同じ価格で取引されたそうです。イングランドでは、肉料理や菓子の材料として用いるだけでなく、「消化を促進する効果がある」として高く評価されました。驚きですね。

ジンジャーは吐き気軽減&抗菌

 現代のハーブ療法では、消化不良や吐き気を抑える薬草として高く評価されています。特に、吐き気の緩和や嘔吐の軽減にジンジャーが効果を持つことが、多くの臨床研究でわかっています。中でも、つわりや乗り物酔いに加えて、化学療法に伴う吐き気を軽減することも注目されています。米国国立がん研究所が化学療法を受けている患者に対して行った臨床試験があります。この試験では、化学治療の前後3日間ずつ、制吐剤と一緒に0.5~1.0gのジンジャーを投与したところ、ジンジャーを併用しなかった場合と比べて、吐き気が軽減した人が4割増えたことがわかりました。

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