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質問を拒む風土が組織を狂わせる

世界を知るIDEOに聞く(2)

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2014年7月11日(金)

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世界中の人は、日本がクリエイティブだと思っている。でも、日本企業の多くは、どこか自信を失っているように見える。その原因は何なのか? 世界的なデザイン・コンサルティング会社IDEO Tokyoの代表であるダヴィデ・アニェッリ氏と、同じくIDEO Tokyoのリードビジネスデザイナーである野々村健一氏に、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄氏が聞いた。

ダヴィデ:先日、日本の大手メーカーに長年勤めている人に聞いた話が、日本企業の問題を象徴していると感じました。

 その会社は、1980年代前後にコンサルタントや学者が提唱していた「組織のサイロ化」を進めたそうです。それまでは組織の中に垣根がなく、マーケティング、研究開発、製品開発、ブランディングなどが1チームとして機能していた。そこへ、「部門を分割して効率を上げましょう」という方針で会社をどんどんサイロ化した結果、もちろん、その時点でのオペレーション効率はぐっと上がりました。

入山:日本中でそういうことがあったでしょうね。

組織のサイロ化が直面した困難

ダヴィデ・アニェッリ氏。世界的なデザイン・コンサルティング会社であるIDEO Tokyo代表。イタリア出身。IDEOのサンフランシスコやシリコンバレーなどの複数オフィスで勤務後、2014年より現職。コンピューターサイエンスやインタラクションデザインの専門を活かしながら世界中の様々な組織を支援。金融、IT、メーカー等の大企業の活性化からベンチャーの立ち上げまで、プロジェクトの範囲は多岐にわたる

ダヴィデ:それが今では、そういった組織構造がイノベーションを妨げているのです。機敏に動くためには、サイロ同士を連携させる必要がありますが、今やそれは困難です。1980年代以降に入社した人の中には、サイロの構造や考え方が染みついてしまっている人もいるのかもしれません。

 私が話を聞いた人はこう言っていました。「私は変更前の状態を経験している残り少ない1人です。他の社員たちは、組織の境界を超えて連携するという発想すら、思いつかないんですよ」

入山:その問題を解決する方法はあるのでしょうか。

コメント4件コメント/レビュー

権力者への気遣いをひたすら重視する文化を変えるのは難しい。だいたい問題提起している日経自体、こんな広告があった・・・『「○○課長はいらっしゃいますか?」と聞いたら、「○○は先月より部長です。」と言われた。俺ってダメだなー』みたいな。現在の日本企業の抱える弱点を見つめ、真摯にその克服を目指すのであれば、こんなくだらないことにもう時間を使うな、と真っ先に言うべきなのに。(2014/07/12)

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権力者への気遣いをひたすら重視する文化を変えるのは難しい。だいたい問題提起している日経自体、こんな広告があった・・・『「○○課長はいらっしゃいますか?」と聞いたら、「○○は先月より部長です。」と言われた。俺ってダメだなー』みたいな。現在の日本企業の抱える弱点を見つめ、真摯にその克服を目指すのであれば、こんなくだらないことにもう時間を使うな、と真っ先に言うべきなのに。(2014/07/12)

日本でも「それは確かですか? ちゃんと考えたんですか?」を言う上司や同僚(は少ないかな…)は多い。しかし、言った側が自分の考えを述べ無いケースも多いのではないか?特にそれが上司の場合、質問というよりも詰問、もしくは部下への丸投げになっていると感じる向きもいると思う。少なくとも私はそう感じていました。良い方向に向かうような議論をするというのはホント難しいですね。(2014/07/11)

私の会社でも年長者が「オレに反対するな」といって終わりです。引き下がらずに反論をすると「分かってないのか」と怒られます。それでも反論をすると、その年長者が実は何も分かっていない事が分かります。そうなると面子を潰された年長者は反論者を排除しようとします。そうなると年長者の周りはイエスマンだけになります。年長者の「オレに反対するな」は面子を潰されない為の防戦です。面子に拘る気質が支配的な組織は議論が出来ず責任の所在も曖昧でしょう。(2014/07/11)

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