• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「爪水虫の服薬は無駄」とあえて叫ぶ

議論喚起のために言葉を一人歩きさせよう

  • 室井 一辰(医療経済ジャーナリスト)

バックナンバー

2014年7月10日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

絶対に受けたくない無駄な医療
費用対効果の観点などから無駄な医療を抽出した衝撃の一冊

絶対に受けたくない無駄な医療』でご紹介した「衝撃のリスト」。それを世に問うた米Choosing Wiselyは、実は反発が起こることもあらかじめ想定している。納得いくまで社会に議論させようと仕向けるためには、「言葉の一人歩き」を恐れない。連載の第1回で触れて、反響の大きかった「爪水虫に飲み薬はほとんど無駄」の項目を通して、Choosing Wiselyの考え方を紐解いてみたい。物事の価値は、議論を巻き起こしてこそ生まれるものだ。

第1回 米国医学会が出した「衝撃のリスト」
第2回 ピル処方に内診は必要ない
第3回 米国医学会揺るがす「セルフリファラル問題」
第4回 「 爪水虫の服薬は無駄 」とあえて叫ぶ

 誠に恐縮だが、本題に入る前に書籍、『絶対に受けたくない無駄な医療』の訂正をここにお示ししたい。

 書籍の第二部の「受けたくない医療100」の項目中、11番目の項目で、婦人科領域の検査である「コルポスコピー」に触れているのだが、「子宮鏡」と訳出していたのは誤りで、膣を拡大して見るので「膣拡大鏡」という表現で記述するのが正しかった。子宮鏡は子宮の内部を見る、いわゆる胃カメラのような形をしたもので混同があった。なお、コルポスコープで行う検査がコルポスコピーである。誤解があった点をお詫びしたい。併せて注釈も同様な趣旨で訂正が必要となる。増刷時に対応するつもりだ。

 用語の取り扱いは大切なので、本当に恥ずべきことと思っている。

医師も無駄な医療の撲滅に関心大

 さて、コルポスコピーの関連で話を進めるが、実は間違いに気づいた後、コルポスコピーの誤りを確認するため、懇意にしている日本産科婦人科学会の専門医資格を持つ医師と連絡を取った。すると、「無駄な医療」というテーマが刺さったのか、コルポスコピーの話はそこそこに、「無駄な医療」に関する問題意識を語り始めた。

コメント13

「絶対に受けたくない無駄な医療」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員