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どうして「相談させてください」を禁句にすべきか?

2014年7月22日(火)

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 私は営業の現場に入り込んでコンサルティングをすることが仕事です。そのため日ごろから客先で上司と部下とのコミュニケーションを耳にしています。その際、気になるのが「相談」という言葉を使ったやり取りです。典型例を挙げましょう。

部下側:「一度相談させてください」

上司側:「いつでも相談に来るように」

 失礼ながら実にしらじらしいやり取りです。まるでショートコントを見ているようなので「相談ショートコント」と名付けました。

 「相談」という言葉ばかり使っている営業課長に社長がバトルを仕掛けます。両者のやり取りを読んでもらえたらと思います。

●社長:「君の課だけが上半期の目標を達成できていない。とりわけ新規開拓がまったく進んでいない」

○営業課長:「申し訳ありません。下半期は新規開拓を積極的にやります」

●社長:「積極的にやりますとか、徹底してやりますとか、『ぼかし表現』を使うな。日ごろから言っているだろう。数字で表現したまえ」

○営業課長:「はい。しかし……新規開拓の件、分かってはいるのですが、下半期も大きな定例イベントが控えておりますのでなかなか……また相談させてください」

●社長:「いつ相談に乗ったらいいのか」

○営業課長:「え?」

●社長:「『え?』ではないだろう。『相談させてください』と君が言ったから、いつだと聞いている」

○営業課長:「そ、それはそうですが……」

●社長:「先週、営業部長に君のことを尋ねた。『いつでも相談に来るように、と伝えています』とのんきなことを言っていた。君も君だが、部長も部長だ。だが、私にショートコントは通用しない」

○営業課長:「ショートコント?」

●社長:「『相談させてください』という部下。『いつでも相談に来るように』と答える上司。いつまで経っても部下は相談にいかないし、上司も上司で相談されなくても何とも思わない。これはショートコントだ」

○営業課長:「……」

●社長:「先日、私の娘を君に紹介した」

○営業課長:「あ、はい。四国の大学に行かれたという……」

●社長:「そうだ。君は娘にこう言った。『高松に私の叔父がいますから何か困ったことがあったらいつでも言ってください』と」

○営業課長:「そう言いました」

●社長:「娘が本当に君の叔父さんを訪ねたらどうする」

○営業課長:「えっ」

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「横山信弘の絶対達成2分間バトル」のバックナンバー

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「どうして「相談させてください」を禁句にすべきか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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