• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

日本に野生のゾウやサイがいた頃

国立科学博物館 地学研究部 生命進化史グループ(1)

2014年8月4日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 いまはクマやシカぐらいしかいないけれど、地質学的には「少し前」まで日本にもゾウやサイなど、アフリカ並みの巨大野生動物が暮らしていた。では、いつ、どんな動物がいたのだろうか。そんな日本列島の絶滅哺乳類の歴史を知りたくて、2014年夏に国立科学博物館で開かれる特別展「太古の哺乳類展」の企画を担当した冨田幸光地学研究部部長の研究室に行ってみた!(文=川端裕人、写真=的野弘路)

 上野にある国立科学博物館では、毎年、夏休み前後の時期に特別展が開かれる。何度かに一度は、絶滅した動物についてのものだ。

 その中でもっとも人気があるのは、いわずとしれた恐竜。

「恐竜展」は日本の夏の風物詩ともいえ、国立科学博物館で開催されるものは最先端の恐竜学を垣間見せる高水準。とても人気がある。

 さて、2014年の夏の特別展も、絶滅動物にかかわるものだ。ただし、恐竜ではない。

 ぼくの観点からは、もっと興味深いものだと言える。なにしろ、時間的にも空間的にも身近な「日本で発掘された絶滅哺乳類化石」がテーマなのだから。

 では、どんな絶滅哺乳類がいたのか。

日本におけるゾウのすべてを

 今回の特別展のように一堂に会することはこれまでなかった豪華メンバーが揃っている。いわゆる巨大動物相(メガファウナ)が「日本」にもあって、ゾウやら、サイやら、オオツノジカやら、今の基準でいえばかなりの「大物」が闊歩(かっぽ)していたとか。

 想像してみよう。ちょっと郊外に出かけると、ゾウやオオツノジカなどが、ゆったりと歩き、食事をしている様子。動物園でもサファリパークでもない、野生動物として!

 そして、特別展では、ゾウについては、日本におけるすべての系統を網羅する。

 知名度としては、ナウマンゾウが全国区といえるが、ほかにも発見された場所では有名な「ご当地ゾウ」も多い。それらが、時間的にも何百万年もの間に散らばっており、今回、一堂に会したものを見ると、生命進化の不思議ともいえる現象も確認できる。

コメント0

「研究室に行ってみた」のバックナンバー

一覧

「日本に野生のゾウやサイがいた頃」の著者

川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

本音と建前が違うことが問題の温床になっている。

川野 幸夫 ヤオコー会長