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家づくりに失敗した僕が家づくりにこだわるワケ

第1回:二度買って分かった住まいの本当の価値

2014年8月5日(火)

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 社会人になって4年目の27歳の男性が、家を買おうとしています。婚約したわけでもない彼女と、持ち分比率を7対3にして。用意できる頭金は購入額の2割程度なので、あとはローン。そして、彼は今勤めている会社を、次のあてなく辞めようとしています。

「無茶をするな。その家を買うのは止めろ」

 おそらくみなさんなら、彼にそう言うでしょう。僕だってそうします。でも、その彼を思いとどまらせることができないことを、僕は知っています。その彼は、13年前の僕自身だからです。

最初に買った家に住み続けることはできず

 当然、その家の購入は失敗に終わりました。買いはしたものの、彼女とは別れ、今、僕はその家に住んでいません。ついでに言うと、その後もう一度、僕は家の購入に失敗しています。そういった自分自身の失敗を踏まえ、僕は、たくさんの人に豊かな暮らしをしてもらえるよう、「リノベる。」というサービスを提供しています。

 自己紹介が遅れました。山下智弘と申します。「リノベる。」を運営するリノベる株式会社で社長をしています。ちょっとややこしいですが、「リノベる。」と、句点が付くのがサービス名で、「リノベる」と、付かないのが会社名です。

ネットを使って中古マンションのリノベーションを消費者により身近なものにしてきた「リノベる。」の山下智弘社長

 何をしている会社かというと、ウェブを活用しながら住宅のリノベーションを支援する会社です。表層的な修繕をするリフォームよりも大がかりなもので、住宅の機能や価値を上げる工事をリノベーションと呼んでいます。

 お客様には、希望のデザインや間取りの全面改修を前提に、手ごろな価格で購入できる中古住宅を紹介し、必要であれば専用のローンもご案内します。2000万円で買った中古マンションを、700万円かけて新築同様、いやそれ以上のものにリノベーションされる方が増えています。しかも、新築で買うのと比べると、予算は3分の2程度で済みます。

 強みはインターネットの活用にあります。リノベーションはよく分からないし、面倒なんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「リノベる。」のサイトでは、物件、ローン、内装デザインを、洋服のセレクトショップで買い物をするようにまとめて選び、購入していただけます。

 中古マンションをリノベーションしたショールームを全国各地に用意して、実際に空間をご覧いただき、コミュニケーションを重ねて、理想の家を手に入れていただけるようにもしています。

 この会社の経営を始めて4年が過ぎました。おかげさまでたくさんの方から興味を持っていただき、家づくりのお手伝いをする機会が増えてきました。

 新しい出会いがあるたびに、僕のように家づくりの失敗をしないでほしいなと思っています。

 家づくりのお手伝いをしている僕が、過去にどんな失敗をしてきたのか。少し恥ずかしいのですが、その歴史を書いてみます。

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「想いを貫けばチームが動く」のバックナンバー

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「家づくりに失敗した僕が家づくりにこだわるワケ」の著者

山下 智弘

山下 智弘(やました・ともひろ)

リノベる社長

1974年奈良県生まれ。高校、大学とラグビーで活躍し、大学卒業後、ゼネコン、デザイン事務所、家具工房などを経て、2010年に「リノベる」を設立し社長に就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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