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無駄な医療を「思い出のマーニー」から考える

患者側の怒りを買う「誘発需要」と情報の非対称性

  • 室井 一辰(医療経済ジャーナリスト)

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2014年7月31日(木)

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絶対に受けたくない無駄な医療
費用対効果の観点などから無駄な医療を抽出した衝撃の一冊

絶対に受けたくない無駄な医療』の発売に連動した連載前半では、米国医学会の出した「衝撃のリスト」の狙いと背景を説明した。連載後半は、医療経済学の観点も加えて無駄な医療の「病理」を探っていく。まずは、医療という「サービス」を特殊たらしめる最重要課題である情報の非対称性の問題から見ていこう。

第1回 米国医学会が出した「衝撃のリスト」
第2回 ピル処方に内診は必要ない
第3回 米国医学会揺るがす「セルフリファラル問題」
第4回 「 爪水虫の服薬は無駄 」とあえて叫ぶ
第5回 『思い出のマーニー』で考える無駄な医療

 『絶対に受けたくない無駄な医療』を出版してから連載を続けているが、掲載期間を開けてしまったことをまずお詫びしたい。無駄な医療について読者の皆さんの洞察を深めるために、どのようにお伝えすればいいかを考えているうちに長い時間が経ってしまった。

思い出のマーニーが問う「疑念の問題」

 無駄な医療について考えている時に、気分転換にと思って鑑賞したのがスタジオジブリ新作アニメ『思い出のマーニー』だった。監督を務める米林宏昌さんが同じ高校でずっと気になっていたのだ。友人同士や家族観、異性間の愛情の問題をいろいろな方向から問うていく。いい映画だった。

 思い出のマーニーでこんな場面があった。主人公が、「愛情の中に金銭勘定が紛れている」と疑念を抱く場面だ。結果、主人公は心に傷を負う。

 ネタバレを避けるために詳しくは触れないが、私にはこの場面が心に引っ掛かった。強引だと言われるのは百も承知だが、無駄な医療をめぐる問題は突き詰めると、この映画、思い出のマーニーで描かれた「疑念の問題」に近いと思われたからだ。

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