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ベジタリアンは不健康?

菜食主義の2500年

  • Rebecca Rupp

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2014年8月11日(月)

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(Photograph by Arya Ziai)

 食事を意味する「ダイエット」という言葉が、「食事療法」の意味をもつようになったのは、少なくとも14世紀以降のこと。英国の詩人チョーサーが『カンタベリー物語』の中で、ダイエットをこの意味で用いている。

 ところが今では、何百何千というダイエット法が存在する。ローファット(低脂肪)ダイエット、ローカーボ(低炭水化物)ダイエット、ローカロリーダイエット、さらに「ロー」どころか完全「ノー」カロリーダイエットまである。

 なかでも極端なのはブレサリアニズム (呼吸食主義または不食主義)だ。修行によって、人間は食物と水をまったく摂取せずに太陽光と空気だけで生きられるようになると信じる考え方だ。

血液型、クッキー、サブウェイ

 米国の自然療法医ピーター・ダダモが提唱した血液型ダイエットでは、健康、活力、長寿、減量はすべて、自分の血液型にマッチした食品を食べることで実現できるという。この説によれば、A型に適しているのは果物、野菜、豆類、未精白の穀類。B型はトウモロコシや小麦、トマト、ピーナッツを避け、青物野菜や卵、適量の肉類を食べるのがよい。AB型はカフェインやアルコールは禁止だが、豆腐と魚介類はよい。O型には高タンパク食品がよく、赤身肉や魚がおすすめという。

 医師サンフォード・シーガルが提唱するのはクッキーダイエット。聞こえは良いが、実態は食欲を抑える成分を配合した特製クッキーを食事の主役に据えたものだ。ローフードダイエット(生食健康法)は加熱調理をしない食事。サブウェイダイエットはある大学生が111キログラムの減量に成功したことから広まった。米国のサンドイッチチェーン「サブウェイ」のサンドイッチ(チーズ、オイル、マヨネーズ抜き)を食べ続けるという食事法だ。

 あまたあるダイエットのなかでも、支持者が多いのはベジタリアンダイエットだろう。ただし、一言でベジタリアンといっても、無数の変化形が存在する。

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