• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

韓国人がネットで買い占めるボトルの謎

増える「越境eコマース」

2014年8月19日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 何のへんてつもない、と言ったら失礼だが、今年1月頃からドリンクを入れる透明のプラスチック製ボトルがバカ売れしているという話を聞いた。販売しているのは、おしゃれな雑貨などを扱う「TODAY'S SPECIAL」。東京・自由が丘に本店を構え、渋谷の複合ビル「ヒカリエ」にも店舗を出している。

 ところが、透明のドリンクボトル「MY BOTTLE」は品切れが続いている。渋谷店では、今年5月のゴールデンウィークに1時間のレジ待ち行列ができるほどボトル目当てのお客が殺到したという。8月18日現在も在庫を切らしており、店頭で買うことはできない。ネット通販のサイトでも「品切れ中」の表示が続いている。

 しかし、保温・保冷機能があるわけでもないドリンクボトルが人気だという話を、身の回りで聞いたことはない。いったい誰が。答えは、渋谷店のレジ前に置かれた案内にあった。

「TODAY'S SPECIAL」渋谷店に置かれていた案内

 「大変ご迷惑をおかけしておりますMY BOTTLE(クリア)に関しましてですが、渋谷店では、当分の間お取り扱いを控えさせていただます」。そう書かれた紙には英語と韓国語の翻訳もあった。店員は言う。

 「理由はよく分からないのですが、韓国人の方に大変、ご好評をいただいおりまして…」

 先に種明かしをすると、この現象は「SNS(共有サイト)」と、国境を越えたeコマース(EC)「越境(クロスボーダー)EC」の普及がもたらした珍現象なのだ。

「EC転送サービス」の作業場に大量のボトル

 東京・箱崎にある物流倉庫。その2階に、毎日、アマゾンや楽天などから数百のダンボールが届く。いったん、ECサイトから届く商品を受け取り、それを海外のユーザーへ国際配送するEC転送サービス「malltail(モールテール)」の作業場だ。

 ここに、今年1月頃から大量のMY BOTTLEが届くようになった。ボトルの発注主と送り先はほとんどが韓国だ。

コメント0

「eコマース大乱戦~20兆円目前、市場争奪のゆくえ」のバックナンバー

一覧

「韓国人がネットで買い占めるボトルの謎」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人々が働きたいという会社になるには 「働きやすさ」と「働きがい」、この2つが必要だ。

川野 幸夫 ヤオコー会長