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横浜在住ムスリムとの連携で情報発信力アップ

きめ細やかで信頼できる情報を市が提供

2014年8月25日(月)

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 インバウンド(訪日外国人旅行)の誘致に積極的に取り組んでいる横浜市が、ムスリム受け入れに本格的に取り組み始めたのは2013年のこと。7月には観光庁が推進するビジット・ジャパン地方連携事業の一環として、タイ、シンガポール、マレーシアの旅行会社とメディアから7名を招き、視察ツアーが行われた。マレーシアからは、メディアと旅行会社合わせて3名のムスリムが参加。横浜市では初めてのムスリム誘客事業となった。

 一行は4泊5日の日程で来日し、東京、鎌倉、箱根を経て最後の2泊3日を横浜で滞在。ランドマークタワーやカップヌードルミュージアム、横浜・八景島シーパラダイスなどを訪れ、三渓園での抹茶体験も楽しんだ。

 食事は、市内の和食やフランス料理店などの協力を得て、豚やアルコールを使わないメニューを提供した。マレーシアの参加者向けにはモスク訪問とハラル食材を使用したインド料理レストランを組み合わせるなど、ムスリムとノンムスリムで一部行程を分ける工夫も行った。「最も懸念されていた食事についても問題なく、滞在を楽しんでもらえたようだ」(横浜市文化観光局観光振興課の柳沢貴之担当係長)。今年9月にも、同様の視察ツアーの実施を予定している。

留学生がSNSで横浜のおすすめを発信

 2013年、観光庁は訪日外国人旅行者受け入れの重点課題の一つに「ムスリム旅行者向けの受入環境整備」を挙げ、戦略拠点として4地域を選出している。札幌、登別、神戸と並び、その一つに選ばれたのが横浜だった。

 横浜の事業テーマは「ムスリム居住者等と連携したムスリム・フレンドリーな施設・ サービス等の情報収集と発信」。これを受けて同年12月、横浜市は外国人旅行者向けの観光情報サイト「Yokohama Visitors' Guide」内にムスリム旅行者向けのページを新設した。

2013年7月のメディア・旅行会社向け視察ツアーで訪れたカップヌードルミュージアムにて。オリジナルカップヌードル作りに熱中する参加者たち 
(C)Kamal Zharif Bin Kamaludin

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「横浜在住ムスリムとの連携で情報発信力アップ」の著者

井上 理江

井上 理江(いのうえ・りえ)

ライター

1989年早稲田大学第一文学部卒業。旅行業界誌「トラベルジャーナル」記者を経て、1994年よりフリー。アウトバウンドからインバウンドまで、観光のバックヤードを20年間ウオッチ。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員