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親近感を高めながら威厳を作るコツ

部下からナメられず、信頼されるマネジメントになるには

2014年8月29日(金)

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 第8回で、「体調が悪いときには、そのことをチームメンバーに知らせたほうがよい。そして、そういった話をしやすい状態を作ることも大切」と書きました。そこで、今回は、周囲から敬遠されてしまう女性マネジメントのための“親近感の操作法”を紹介します。

 女性の場合は、昇進した後、なんとなく周囲から浮いてしまい、周囲との接触頻度が減る傾向にあるようです。それが、「相談しづらい」と周囲から思われる要因の1つになっています。一度そう見られると、相手も敬遠しますし、本人もそれを意識して接触を避けようとするので、ますます浮いてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

 私もかつてそういう時期がありました。特に課長時代は、人に仕事を振ることもままならず、山のような仕事を抱え、ドタバタしていた時期があり、部下から「話しかけにくい」と言われました。

 この傾向が進むと、女性マネジメントに情報が入ってこなくなり、ビジネスの判断に遅れが生じることになります。また、部門で起きているトラブルなどが耳に入りにくくなり、未然に防げたであろうトラブルも防げなくなってきます。こうなると、自分自身の評価を落とすことになります。

 当たり前の話ですが、昇進してより高い役職につけば、多くの人に仕事をお願いしなければなりません。親近感=部下から話をしやすい雰囲気作りも、シニアマネジメントに必要なことです。

 “親近感”の有無は、自分の性格によるものだから――。などと最初からあきらめている人も多いかもしれませんが、それは違います。親近感はある程度、自分自身でマネジメントすることができます。

 具体的には、(1)接触頻度を高める。(2)優しく見える服装を心がける、という2つのポイントがあります。具体的に見ていきましょう。

親近感を作り出すザイアンスの法則

 まずは、「接触頻度を高める」です。「ザイアンスの法則」という法則をご存じでしょうか。これは、単純接触効果(ザイアンスの法則)は、接触回数が上がるほど、好感を持つようになるという心理です。

※詳しく知りたい方は、『単純接触効果研究の最前線』(宮本聡介・太田信夫編著、北大路書房)をご参照ください。

 自分に対して親近感を持ってもらい、話しやすい環境を作るには、まずこちらから、挨拶する、声をかけるなど、接触頻度を高めることです。ボディタッチが効果があるという人もいますが、女性から触っても、セクシュアルハラスメントと受けとめる人もいますので、ボディタッチよりも声をかけることをおススメします。

コメント1件コメント/レビュー

私は、後期高齢者の男。古い型の人間です。が、男女の存在と別け隔ては千古から厳然たる真理です。その真理を部分的に議論のテーマにパッチワークするから判ったようで分からない、腑に落ちたようで素直に落ちていない未消化感が、筆者の記述がもてはやされる由縁だと思います。女性はもとより、男性は男性として対局にある異性としての女性についての、対処・対応のあり方や所作のノウハウとして知りたいに相違いないのだと思います。女性がリーダーシップをとってもの言えば、先ず冷ややかな眼差しは免れないのが定石、男性がそれなりの学習もし、ものを言っても目下の風潮下では何もかも男目線と片付けられるのが定石でしょう。高名な学識者や為政者が短絡的に女性重用・起用ありきを掲げたのも大きな一因です。筆者が云えば言うほど薬能はなくなるのではないでしょうか。完成したパッチワークは素晴らしい作品であるように、服装の見かけや身だしなみについての気遣いではなく、もっと全人間的に大切な性差相互の尊敬の念や信頼感の醸成を語ることこそ昨今の女性キャリアアップ論にとって回り道のようで最も近道のように思えるのですが如何でしょう。(2014/08/29)

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「親近感を高めながら威厳を作るコツ」の著者

秋山 ゆかり

秋山 ゆかり(あきやま・ゆかり)

事業開発コンサルタント・声楽家

ボストン・コンサルティング・グループの戦略コンサルタントを務めた後、GE Internationalの戦略・事業開発本部長、日本IBMの事業開発部長などを歴任。コンサートのプロデュースや演奏も行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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私は、後期高齢者の男。古い型の人間です。が、男女の存在と別け隔ては千古から厳然たる真理です。その真理を部分的に議論のテーマにパッチワークするから判ったようで分からない、腑に落ちたようで素直に落ちていない未消化感が、筆者の記述がもてはやされる由縁だと思います。女性はもとより、男性は男性として対局にある異性としての女性についての、対処・対応のあり方や所作のノウハウとして知りたいに相違いないのだと思います。女性がリーダーシップをとってもの言えば、先ず冷ややかな眼差しは免れないのが定石、男性がそれなりの学習もし、ものを言っても目下の風潮下では何もかも男目線と片付けられるのが定石でしょう。高名な学識者や為政者が短絡的に女性重用・起用ありきを掲げたのも大きな一因です。筆者が云えば言うほど薬能はなくなるのではないでしょうか。完成したパッチワークは素晴らしい作品であるように、服装の見かけや身だしなみについての気遣いではなく、もっと全人間的に大切な性差相互の尊敬の念や信頼感の醸成を語ることこそ昨今の女性キャリアアップ論にとって回り道のようで最も近道のように思えるのですが如何でしょう。(2014/08/29)

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