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トップが交代しないと、失敗から学べない大人の事情

M&AにPDCAがそぐわない理由

2014年9月1日(月)

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 「夕べの飲み会でのアノ話、もう一度、聞かせてくれないかな。今度は、経営企画の若いスタッフも同席させるから、ウチの会社でもいい?」

 「夕べ、何、話したっけ?」。お酒のせいか、年々衰えていく記憶力のせいか、にわかに思い出せない。携帯を左手に持ち替えて、「もちろん、いいですよ、アノ話、どの辺りに特に興味がありました?」と、記憶の糸口を求めて、探りを入れました。

 「ウチのM&A(合併・買収)も、過去を振り返って、見直すべきところは見直した方がいいと思うんだよね。昨日は、周りに人がいたから、言えなかったけど、ウチって、あんまりM&Aが得意じゃないかもって思うんだ」。

 あっ、思い出した!アノ話! 誰かが「最近、M&A、増えていますよね。その多くが失敗しているって本当?」という話をし始めたのです。「失敗ばっかりしているのに、なんで皆、それでもM&Aやるの?」と素朴な疑問を投げかけてきて、「ところで、失敗って、改善されているの?」という話になったのです。

 「そうなのよね、これ、大きな問題。改善されないうちに、次のM&Aをやって、さらに失敗を積み重ねている会社もある。でも一方で、これまでに実施したM&Aを振り返ろうとしている会社もあるのよ。まだ、先進的な一部の会社に限られるけど。ウチに“M&Aの振り返り”っていうコンサルティングサービスがあるんだけど」という会話があったのです。

 数人での飲み会の席でしたので、その時は、それ以上深い話にはなりませんでしたが、この話は、友人のKさんの記憶に残っていたようです。

 その数日後、木村さんの会社を訪問しました。

全然売れない新サービスなのですが…

 訪問は、1人で行きました。私が1人で訪問するって、ウチでは、珍しいことです。仕事の話の場合、その後に、話をつないでいかなきゃいけないので、その案件の担当となりそうなスタッフと一緒に訪問することが常なのですが、この時は、(スミマセン!)正直「仕事にならないかも」と思って、1人で伺ったのでした。

 訪問の当日、“M&Aの振り返り”サービスが、具体的に何をやるのか、どういったことがわかる内容なのかについて、一通り、ご案内しました。加えて、実際に振り返りを行った会社の実例についても、お話しました。Kさんたち、とても興味深く熱心に聞いておられ、いろんな角度からの質問もして下さいました。

コメント2件コメント/レビュー

社長が強く推すM&Aが、おかしなものでも役員会も社員も反対せず、それどころかお先棒をかつぐ輩まででてくる。多くの中堅企業はそうでしょう。特に熟知している分野のM&Aならコンサルタントも雇わずろくに事業分析もせず社長(或いは社内実力者)の意向ばかりを気にして進めてしまうのでしょう。しかしPDCAとは関係ないのでは?PMIがきちんとして事業が成功しているかどうかが問題なのでは?なにか違和感の感じられる記事でした。(2014/09/01)

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「トップが交代しないと、失敗から学べない大人の事情」の著者

岡 俊子

岡 俊子(おか・としこ)

マーバルパートナーズ社長

一橋大学卒、米ペンシルベニア大学経営大学院MBA(経営学修士)。2005年4月より、アビームM&Aコンサルティング株式会社(現:株式会社マーバルパートナーズ)代表取締役社長に就任し、現在に至る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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社長が強く推すM&Aが、おかしなものでも役員会も社員も反対せず、それどころかお先棒をかつぐ輩まででてくる。多くの中堅企業はそうでしょう。特に熟知している分野のM&Aならコンサルタントも雇わずろくに事業分析もせず社長(或いは社内実力者)の意向ばかりを気にして進めてしまうのでしょう。しかしPDCAとは関係ないのでは?PMIがきちんとして事業が成功しているかどうかが問題なのでは?なにか違和感の感じられる記事でした。(2014/09/01)

結果の責任は常に組織のトップ(まれに重役も含む)に帰すると思います。「必ず過去の総括を」は組織運営の真理です。組織は政府または国家とも言い換えることができます。ただし総括の内容次第では同じ轍を踏むでしょう。(2014/09/01)

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