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課長は「外」に出て若返る

石田淳×細谷功対談(第4回)

2014年9月1日(月)

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前回からの続き)

石田:課長も組織の老化という切り口に基づいて、今後どう生きていくのかを考えることが大切だと思いました。

細谷:私は子会社に出るというのは、自分が所属している組織の老化の影響からいったん離れるのに、すごくいいと思っているんです。

 普通、親会社に勤めていて子会社に出たとなると、意気消沈しがちです。それは従来型の会社文化に基づいたとらえ方でしかありません。

 その子会社の文化にもよるのですが、子会社に出れば、親会社の老化の影響からいったん離れられる。外から見ることができる。これは新しい見方を獲得するチャンスです。

「変な課長」になるのもいい

ビジネスコンサルタントの細谷 功氏。細谷氏は、東京大学工学部卒業後、東芝を経てアーンスト&ヤング・コンサルティング(クニエの前身)に入社。製品開発・マーケティング・営業・生産などの分野で戦略策定、業務改革計画・実行支援、M&A後の統合等のコンサルティングを手がける。併せて、経営者やビジネスパーソンを対象に、地頭力、フェルミ推定、フレームワーク思考、アナロジー思考といった「思考力」や問題解決力に関する啓発活動を展開している。日経BPが主催するリーダー養成講座「課長塾」の講師も務める。(写真:的野 弘路)

 勤め人にとっては「ダメなら会社を出る」という選択肢が目立ちますが、別にいきなり辞めなくてもいろいろな道がある。自分がイノベーターなのかどうなのか、組織の老化はどこまで進んでいるのかといった観点で自分の立ち位置を再認識すれば、組織の中で何をやるのが自分の幸せなのかというのが見えてきそうですよね。

 上司やほかの課長からは「ちょっとあいつ、変だな」と思われているけれども、実は自分なりには面白いことをやっていて、部下である若いイノベーターも信頼してくれている。そんな課長になるのもいいのではないかと思います。

 起業家と言われる人もイノベーターとして新しい事業を立ち上げていくわけですが、事業を継続させるためにとだんだん組織を大きくしていくと、仕組みを回す役割をやらざるを得なくなります。

 フェーズによって自分の在り方を変える人もいますし、シリアルアントレプレナーみたいな感じで次から次へとそういう役割をする人もいる。一方で、シリアルアントレプレナーみたいな人の周りにこそ、仕組みをしっかり構築して回すことができるイノベーター以外の人が必要とされている。

 よく言われる適材適所という言葉に集約されるのでしょうが、課長としては自分がどういうタイプなのかを知った上で、部下をマネジメントするということが大切だと思います。

「輝く課長の行動科学マネジメント」のバックナンバー

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「課長は「外」に出て若返る」の著者

石田 淳

石田 淳(いしだ・じゅん)

ウィルPMインターナショナル社長

行動科学マネジメントの第一人者。行動分析、行動心理を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものにアレンジ、短期間で8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者などから支持を集める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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三品 和広 神戸大学教授