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今時の若者は「仮面草食系」だ!

枯れたオヤジは「現役肉食系」に戻れ

2014年9月10日(水)

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 ずっと昔、新入社員のころに、「最近の新人は・・」とよく言われた。特に自分は、のんびりとした風貌と人目ばかり気にする臆病な性格だったので、今風に言えば草食系と批判されていたんじゃないかなあと思う。実は内心では反発を感じ、それをバネにして頑張る一面もあった。ただかつてはやる気が表に出せないタイプだったのだ。

幾多の修羅場を経て草食系から厚かましいオヤジに

 その後、さまざまな修羅場にぶちこまれ、揉まれ続けているうちに、いまやすっかり厚かましいオヤジとなった。年齢は人を鈍感にしてくれるから幸せだ。思ったことをすぐ口に出すようになったので、他人からも少しは分かりやすい人になったのではないか。

 ここ十数年は、自分が逆に、年の離れた若手たちの効果的な指導のありかたについて考える立場になった。さらに、昨年、人財育成の会社を立ち上げてからは、プロとして真剣に新人や若手とも接するようになった。

 そうして企業と事前打ち合わせをすると、シニアマネジメントからは「最近の若者は心配」と時代を越えて変わらぬ懸念をよく聞かされる。実際に若手研修をすると、やはり初対面のパンチが弱いと感じることが多い。だから自分も、「日本の若手はダメなのかなぁ?」などと思いがちだ。

 ただ、一見草食系の若手たちも、2度3度と繰り返し会って、こちらからチャレンジを続けるうちに、だんだん本性を表わしてくる。だんだんと、とてもしっかりした答えやきっぱりした思いが顕在化してくるようになるから面白い。

猫かぶりが上手なイマドキの若者たち

 こいつら、猫をかぶっていたのか?! 私には新鮮な驚きだ。

 でも少し考えれば、そりゃそうだと分かる。元々、やるときには頑張れる世代なのだ。ITに限らず起業して勝負する若手が目立つ。海外支援のために尽くす人もいる。肩に力を入れずに世界進出するアーティストやスポーツ選手も続出だ。根っこはたくましいのだ。

 だから、今はもう若手批判を素直には聞けない。

 むしろ私が逆に反発を感じてしまうのは、安易に若手批判を展開する草食系オヤジだ。

 それはなぜか? 実は多くが時流に乗っただけで、真のリスクを取らずにきたからだ。次世代のための環境作りをさぼってきたのだ。

 私には苦い経験がある。

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「今時の若者は「仮面草食系」だ!」の著者

岡村 進

岡村 進(おかむら・すすむ)

人財アジア代表取締役

1961年生まれ。1985年東京大学法学部卒。同年第一生命保険に入社し、20年間勤務。2005年スイス系UBSグローバル・アセット・マネジメント入社。2008年から日本法人社長。2013年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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