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“横並び”スマホに一石を投じた「AQUOS CRYSTAL」

“フレームがない”感覚に陥るほどのインパクト

2014年9月5日(金)

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8月18に開催されたソフトバンクの新商品発表会で、「AQUOS CRYSTAL」について説明するシャープの高橋興三社長

 ソフトバンクが買収したアメリカの携帯電話会社・スプリントとのシナジーとして、8月29日に投入したのがシャープ製スマホ「AQUOS CRYSTAL」だ。最近のアンドロイド・スマホは、どの機種も一緒という横並び感が強いが、そんな中で、久々に「おっ!」と思わせるデザインの端末だ。今回は、シャープの開発者に詳しく話を聞いてみた。

 AQUOS CRYSTALは、ソフトバンクとスプリントでシャープに対して共同調達を行い、調達や検証に対するコストを削減する。日本では一括価格で5万4480円だが、2年縛りなら実質0円で購入が可能だ。アメリカでもスプリントであれば2年縛り239ドル、スプリント網を使ったMVNOであるヴァージンモバイル、ブーストモバイルなら149ドルで購入できる。

 今回、シャープが徹底的にこだわったのがデザイン面だ。

 狭額縁の液晶を用い、上部と左右に縁がないように見えるデザインに仕上がっている。実際に持ってみると、本当に縁がないような錯覚に陥るほどインパクトがある。このフレームレス構造を実現するにあたり、シャープでは液晶を新規に開発している。

 「従来では最薄でも1.0ミリの縁でしたが、今回はその6割、0.6ミリを実現しています。縁には回路が入っているのですが、それをできるだけ削減しました。社内に液晶の開発部門があったからこそ実現できたものです」とシャープ 情報システム事業部要素技術開発センターシステム開発部の前田健次主任研究員は話す。

 しかし、単に液晶パネルを狭額縁化しても製品化には結びつかない。なぜなら、スマホのディスプレイ部分はバックライト、液晶パネル、タッチパネル、保護ガラスという4つのパネルが重なり合ってできている。そのため、液晶パネルだけでなく、他の部材も0.6ミリという薄型化を実現する必要があったのだ。「品質を落として良いのであれば、狭額縁化をするのは簡単です。しかし、今までと同じレベルをキープしつつ、狭額縁化を実現するというハードルがものすごく高かったのです」(前田氏)。

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「“横並び”スマホに一石を投じた「AQUOS CRYSTAL」」の著者

石川 温

石川 温(いしかわ・つつむ)

スマホ/ケータイジャーナリスト

1999年日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社、『日経トレンディ』編集記者に。ケータイ業界を中心にヒット商品、クルマ、ホテルなどで記事を執筆。2003年にジャーナリストとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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