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いかにして、スーパージェネラリストの「7つの知性」を磨くか?

2014年9月8日(月)

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「解釈の知性」から「変革の知性」へ

田坂教授は、新著『知性を磨く 「スーパージェネラリスト」の時代』(光文社新書)の中で、21世紀に求められるのは、ただ問題を机上で分析し、理論的に解釈するだけの「解釈の知性」ではなく、目の前の問題を実際に解決し、現実を変革する「変革の知性」であると述べられていますね。

 そして、その「変革の知性」とは、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」「人間力」という「7つの知性」を垂直統合した知性であると述べられていますね?

田坂:ええ、そう述べています。そして、その「7つの知性」を垂直統合して身につけた人材を「スーパージェネラリスト」と呼んでいます。

前回は、その「スーパージェネラリスト」と呼ぶべき人材の一つの典型として、月面着陸をめざした「アポロ13号」の爆発事故において、地上の管制センターで指揮を執り、あらゆる困難を乗り越え、3人の宇宙飛行士を無事、地球に帰還させた、ジム・クランツを挙げていますね。

田坂:そうですね。彼は、まさに「スーパージェネラリスト」と呼ぶべき人材でしょう。

一方、田坂教授自身も、思想家、社会起業家、戦略参謀、企画プロフェッショナル、田坂塾塾長など、様々なレベルで活動されている、「スーパージェネラリスト」でもありますね?

 田坂教授は、「スーパージェネラリスト」としての修業を、どこでされたのですか?

「シンクタンク」から「ドゥータンク」へ

田坂:いや、何か「特殊な修業」をしたわけではありません(笑)。「スーパージェネラリスト」とは、何か「特殊な人材」ではないのです……。

 実は、企業の経営者やベンチャーの起業家、会社のジェネラル・マネジャーやNPOのリーダーなどは、本来、この「7つの知性」を垂直統合した「スーパージェネラリスト」としての力量が求められる仕事なのですね。

 ただ、私にとって、この「スーパージェネラリスト」としての最も深い修業になったのは、1990年に、シンクタンクの設立に参画したときですね。

その経験を、ぜひ聞かせてください。

田坂:私は、大学院で博士号を得た後、民間企業で法人営業の仕事に9年間携わりました。そして、1990年に、縁あって、あるシンクタンクの設立に参画したのです。

 ただ、この新たに設立したシンクタンクにおいて、我々が掲げたのは、「ドゥータンク」というビジョンでした。すなわち、「シンクタンク」(Think Tank)ならぬ、「ドゥータンク」(Do Tank)です。

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「知性を磨く スーパージェネラリストへの成長戦略」のバックナンバー

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「いかにして、スーパージェネラリストの「7つの知性」を磨くか?」の著者

田坂 広志

田坂 広志(たさか・ひろし)

多摩大学大学院教授

1974年東京大学卒業、81年同大学院修了。工学博士(原子力工学)。米シンクタンク客員研究員などを経て、2000年多摩大学大学院教授に就任。2011年3~9月、東日本大震災に伴い内閣官房参与に就任

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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