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日本の医療が劇的に変わると思うシンプルな理由

脱「無駄な医療」はガイドラインの向こうにある

  • 室井一辰(医療経済ジャーナリスト)

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2014年9月11日(木)

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絶対に受けたくない無駄な医療
費用対効果の観点などから無駄な医療を抽出した衝撃の一冊

前回のコラムを掲載した後、医療を巡って世間の注目を集めた出来事が2つあった。ALS(筋委縮性側索硬化症)の啓発のために氷水をかぶる運動がしかり、エボラ出血熱やデング熱といった感染症発生の動きがしかりである。この両者に共通するのは、問題が発生しているのに、医療が解決策を提示できていないというところだろう。無駄な医療がある一方で、必要な医療が提供されない矛盾――。今回はこのことについて考えてみよう。

第1回「米国医学会が出した『衝撃のリスト』
第2回「ピル処方に内診は必要ない
第3回「米国医学会揺るがす『セルフリファラル問題』
第4回「『 爪水虫の服薬は無駄 』とあえて叫ぶ
第5回「無駄な医療を『思い出のマーニー』から考える
第6回「CTの被曝量をごぞんじでしょうか?
第7回「日本の医療が劇的に変わると思うシンプルな理由」

 「Choosing Wisely」のような無駄な医療撲滅キャンペーンがある一方で、必要と見られている医療が提供されないという皮肉な事態が生じている。最近、話題に上った2つの問題は典型だろう。

 一つは、米国を起点に世界に広がった「アイス・バケツ・キャンペーン」だ。

その目的はALSの研究開発強化

 マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏やアマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏など、いわゆるセレブと呼ばれるような人々が頭から氷水を被る映像がインターネットを通して世界に拡散した。日本でもソフトバンクの孫正義氏、iPS細胞の山中伸弥氏ら、有名人が氷水を頭からかぶっていた。

 今回のキャンペーンは、筋委縮性側索硬化症、アルファベットの略語にすればALSの医療を充実させることが目的だ。ALSに困っている患者が大勢いるのに医療手段がない。そのためには、ALSの研究開発を強化する必要がある。そこで、寄付によって必要な医療の構築を推し進めようとしているのだ。

 もう一つは感染症の問題だ。

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