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アジア発中長距離LCCが日本を攻める

観光、出張、親族訪問ニーズを狙う

2014年9月17日(水)

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 日本の空に、続々と海外の中長距離LCC(格安航空会社)が飛来している。

 アジア最大のLCC、エアアジア・グループは2014年9月1日、バンコク(ドンムアン)から成田空港と関西空港を結ぶ長距離国際線を就航した。運航するのはタイ・エアアジアX。エアアジア・グループ傘下で中長距離の国際線を運航するエアアジアXが、タイに設立した49%出資の現地法人だ。

 成田便は1日1往復、関空便は週5往復でスタート。加えて2015年3月からは、成田便を1日2往復、関空便を1日1往復に増便することが決まっている。

 マレーシアに拠点を置くエアアジアXは、2010年12月から羽田~クアラルンプール線を運航。それ以降、2011年11月に関西空港、2014年3月に中部空港(セントレア)へ就航し、日本では中長距離国際線LCCのパイオニア的な存在になっている。

エアアジア・グループで中長距離国際線を運航するエアアジアX。9月1日からは、バンコクにある同じグループ会社のタイ・エアアジアXが、バンコクから日本へ飛行機を飛ばす(撮影:吉川 忠行、他も同じ)

 日本の場合、国際線を運航する場合は日本と相手国のどちらかにある航空会社でないと、路線を開設できない。第3国の航空会社が勝手に日本と海外を結ぶ国際線を開設することは不可能だ。つまり、マレーシアを拠点とするエアアジアXが、日本とバンコクを結ぶ国際線を飛ばすことはできないのだ。そこでエアアジアXはタイに現地法人を設立。バンコクを拠点とするタイ・エアアジアXが日本に就航することになった。

 タイ・エアアジアXは、2014年6月に同社初路線となるバンコク~ソウル(仁川)線を開設済み。成田と関空の路線は、ソウルに続く2~3路線目に当たる。機材はエアアジアXと同じく、中型機のエアバスA330-300型機(377席)を使っている。

 日本の就航便数を増やすのはエアアジアXばかりではない。実はいくつもの外資中長距離LCCが、日本市場を虎視眈々と狙い、便数を増やしている。

 2015年1~3月の就航を目指す、バンコク拠点の新たなLCCノックスクートも、日本への就航が期待されている。また香港を拠点とする海外LCC、香港エクスプレス航空も、2014年9月25日から中部空港へ乗り入れる予定だ。

 日本発着の中長距離国際線は、これまでフルサービス航空会社の牙城だった。しかし、今年に入り、急速にアジアの中長距離LCCが攻勢を掛けてきているのだ。

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「アジア発中長距離LCCが日本を攻める」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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