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ターボはいつから低燃費化の道具になったのか

トヨタ初のダウンサイジングエンジン積む「レクサスNX」

2014年9月24日(水)

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 今回はまずお詫びを。前回のコラムで、スズキの低燃費技術「S-エネチャージ」を取り上げたのだが、記事を最初にアップした時に、タイトルを「『軽自動車初のハイブリッド』を名乗らない新型ワゴンR」としたところ、何人かの読者から、「過去にスズキの『ツイン ハイブリッド』があったのでは」、「ダイハツ工業の『ハイゼットカーゴハイブリッド』がある」といったコメントをいただいた。まったくご指摘の通りで、すぐに訂正させていただいた。皆さんがクルマのことにお詳しいのに気を引き締めているところだ。

 気を取り直して、今回のテーマは「ターボ」である。ターボと聞いて、読者諸兄はどんなイメージを思い浮かべるだろうか。日経ビジネスオンラインの読者だったら、アクセルを踏み込むと、少し遅れて大きなトルクが立ち上がり、猛然とクルマを加速させる、いわゆる「ドッカンターボ」をイメージする方も多いのではないか。パワーはあるが、燃費は悪く、ガソリンをガブ飲みするエンジン、というイメージが強い読者もおられよう。

レクサス初のターボエンジン

 ところが最近、特に欧州ではガソリンエンジンでも、ディーゼルエンジンでも、ターボエンジンが燃費向上技術の柱になっている。中でも熱心なのが独フォルクスワーゲンで、同社の「TSI」と呼ぶエンジンは、すべてターボを装着することで燃費を向上させた環境対応型ガソリンエンジンである。燃費向上技術として、ターボでない普通のエンジン(自然吸気エンジンと呼ぶ)の改良や、ハイブリッドシステムなど電動化に熱心だった日本の完成車メーカーは、この流れに出遅れていたのだが、最近になって「燃費のためのターボエンジン」を商品化する動きがようやく見られるようになってきた。

 これまで燃費向上技術としてはハイブリッドシステムの普及に力を入れてきたトヨタ自動車も、欧州でのターボエンジン人気を無視できず、欧州市場を攻略する戦略車種「レクサスNX」に、レクサスブランドとしては初めてのターボエンジン搭載車を設定した。レクサスNXは、欧州でいま人気のある小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)の新車種だ。

トヨタ自動車が2014年7月末に発売した新型SUV「レクサスNX」
排気量2.0Lのターボエンジンのほか、排気量2.5Lエンジンと組み合わせたハイブリッドシステムの搭載車種もある。

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「ターボはいつから低燃費化の道具になったのか」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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