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ボーイング787バッテリー問題は解決したのか?

3つの事故調査機関の存在から見えたこと

2014年10月1日(水)

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 夢の最新鋭機として注目を集めた米ボーイングの新型航空機787。だが多くの利用者にとって、787には2つのイメージを抱いているのではないだろうか。1つが、最新鋭機として、炭素繊維を多分に採用したこれまでとは全く異なる新しい航空機であるということ。そしてもう1つが、2013年にバッテリー事故を起こし、当面の間、運航停止に追い込まれたことだ。

 バッテリー事故の経緯を振り返ってみよう。事の発端は、2013年1月16日のことだった。この日、全日本空輸(ANA)のボーイング787-8型機が高松空港に緊急着陸した。同機は、羽田行きNH692便として山口宇部空港を出発したが、飛行中に操縦室でバッテリー関連の警告が表示された。煙が出て、乗員乗客が異臭を感じたことから緊急着陸となった。

事故後、高松空港に駐機中のANAの787(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 誘導路上で非常脱出用シューターが全開になった様子を覚えている人も多いだろう。だが、787のバッテリー関連のトラブルはこれが初めてではなかった。高松に緊急着陸する2週間ほど前には、2013年1月8日に日本航空(JAL)の機体が、ボストンのローガン国際空港で同じようなトラブルを起こしている。この2件のトラブルの後、米国連邦航空局(FAA)が耐空性改善命令を発行したことで、787は全世界で運航を停止した。特定の機種が、全世界で運航停止となるのは、1979年に起きた旧マクドネル・ダグラスのDC-10以来、34年ぶりのことだった。

 787が定期便を再開するまでには、4カ月半がかかった。その間には、ボーイングの幹部が来日して改善策を説明し、安全性をアピールしている。この様子については、同連載で過去にも触れた(「ボーイング787は本当に安全か」)。民間企業であるボーイングが、FAAが運航再開を許可する時期を"予言"したことも印象深い。

ANAの787に搭載される改良型バッテリーと充電器、格納容器のふたと容器を説明するAOGのブラスク氏

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「ボーイング787バッテリー問題は解決したのか?」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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