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「本命」でなくても「浮気相手」になればいい

第4回 「後発のECサイトに勝ち目はない」なんて言わせない

2014年10月9日(木)

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 ネット上で衣料品などのタイムセールを次々に展開する「フラッシュセール」を手掛けるミューズコー。Webサイトを開設したのは2012年で最近のことだ。だが、EC(電子商取引)サイトは競合が多く、知名度やブランド力が確立している大手も数多く存在する。そうした中、後発で参入するのは不利に思えるものの、なぜ成長できるのか。その裏にはECサイトのメリットを最大限に生かした久保社長の明快な戦略がある(前回の記事はこちらをご覧ください)。

 攻略が難しいものの、競合の少ないアラサー女子をあえてターゲット客層に据えたことが、ミューズコーのフラッシュセールというビジネスを早期に軌道に乗せた要因の1つと前回お話しました。とはいえ、皆さんの中には「いまさら後発でEC(電子商取引)サイトに参入しても競争が激しく、知名度やブランド力の高い大手も数多く存在するので、商売は難しいのではないか」という疑問を持つ人がいるかもしれません。

 しかし、後発であっても、ECならではのメリットを生かせば勝ち目はあります。何も先発企業を凌駕しようと無理をする必要はありません。むしろ共存を図りつつ、強みを生かしていけばいいと考えました。

大手が「本命」ならミューズコーは「浮気相手」

 例えは悪いかもしれませんが、イメージとしては、既存のECサイトは「本命」として利用してもらいつつも、「浮気相手」として一番利用してもらえるWebサイトがミューズコーであればいい。それで十分ビジネスとして成立します。身の丈に合った形で戦略を練ったわけです。普段食品スーパーを利用する人が、コンビニエンスストアにも立ち寄るのと同じような感じです。

久保社長は「後発でも無理に一番になろうとしなければ勝ち目は十分ある」と語る (写真:鈴木愛子、以下同)

 ただし、コンビニの多くが24時間営業という特徴があるように、ミューズコーにも特徴がなければ顧客から見向きもされません。そこで私は、市場環境の変化、顧客サービスアップ、取引先との信頼関係の向上の3点を重視して特徴を出すことにしました。

 まず市場環境の変化とは、スマートフォン(スマホ)を活用したECサイトの利用者の急増です。以前はインターネットで衣料品などを購入する場合、パソコン(PC)でECサイトを閲覧して商品を選ぶのが主流でした。

コメント1件コメント/レビュー

記事の内容より社長のイケメンっぷりが凄いですね(笑)(2014/10/09)

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「「本命」でなくても「浮気相手」になればいい」の著者

久保 裕丈

久保 裕丈(くぼ・ひろたけ)

ミューズコー社長

1981年東京都生まれ。2000年東京大学工学部入学。07年外資系コンサルティング会社のA・T・カーニーに入社。12年に退社し、同年ミューズコーを設立。社長に就任した。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事の内容より社長のイケメンっぷりが凄いですね(笑)(2014/10/09)

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