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現場のマネジャーこそ「最高のコーチ」

2014年10月14日(火)

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 前回は「行動定着コーチング」の概要を述べました。今回はその実践法を簡単に説明していきましょう。

 あなたの職場に行動定着コーチングを導入し、効果を上げるためには、以下の7つのステップを必要とします。

  1. 課題に合ったコーチの選出
  2. コーチを受けるメンバーの選出
  3. メンバーの目標設定
  4. 効率的なスケジュール設定とコーチングセッション
  5. 目標達成のための行動のあぶり出し
  6. 定期ミーティングと行動強化
  7. コーチングが機能しているかどうかの検証

 難しいことは何もありません。1つひとつ丁寧にこれらステップを踏んでいけば、誰でも短期間で確実に効果を手にできます。

 では、それぞれの要素について、具体的に見ていきましょう。

「名選手は名監督にあらず」

(1)課題に合ったコーチの選出

 まずはコーチ役を担う人をピックアップします。

 私の会社では行動定着コーチングの専任スタッフを育成していますが、あなたの職場にもコーチの適任者はいるはずです。その筆頭がマネジャーであるあなた自身です。

 部下の中から信頼できるハイパフォーマーを選び、コーチに仕立てることもできます。ただし、その時には、行動定着コーチングの理論を正しく理解してもらうことが重要となります。

 行動定着コーチングのコーチは、今ミドルパフォーマーにとどまっている人たちがどういう行動をとれば結果が出せるようになるかを理解できなくてはいけません。ハイパフォーマーである自分自身の行動を分析し、それを上から押しつけるのではなく、誰にでもわかる言葉で伝えながら導くスキルが求められます。

 いくら自分自身がプレーヤーとして有能でも、このスキルを持たない限りコーチとして不的確です。「名選手必ずしも名監督ならず」は事実なのです。

 時間をかけて目標を設定しても、達成できない部下が多すぎる――。企業の管理職、マネジャーが抱える、こうした悩みを解消するには、部下の行動を望ましい方向へ具体的に導く必要がある。それを短期間で可能にするのが「行動定着コーチング」だ。

 行動科学マネジメントをベースとした行動定着コーチングは米国で広まるコーチングの新しい概念。従来のコーチングでは、やる気・意欲の向上に重点が置かれていたが、行動定着コーチングでは、気持ちの問題より「行動」に焦点を当てる。教えられる側(多くの場合、部下)が取るべき行動を具体的に認識しなければ、職場に正しい行動は定着しない。逆に、それができれば部下の動きは1カ月で変わる。本書では、この新しいコーチングの実践法を事例を交えて詳細に解説する。

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「「目標を達成する部下」をつくるコーチングの新技術」のバックナンバー

一覧

「現場のマネジャーこそ「最高のコーチ」」の著者

石田 淳

石田 淳(いしだ・じゅん)

ウィルPMインターナショナル社長

行動科学マネジメントの第一人者。行動分析、行動心理を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものにアレンジ、短期間で8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者などから支持を集める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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