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どうして会議に「スリッパ」を履いてきてはならないのか?

2014年10月14日(火)

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 社内にいるときスリッパに履き替えていませんか。

 客先訪問など緊張する外回りから戻ってきて革靴を脱ぐとほっとするという人がいます。それはそれでよいのですが、いつまでもほっとしていてよいわけではありません。

 スリッパを履いて会議に出る営業部長と社長との会話を読んでみてください。

●社長:「なぜ君を呼んだか、わかるか」

○営業部長:「ええと下期の見通しでしょうか」

●社長:「違う。私が大嫌いなことの調査結果を見たからだ」

○営業部長:「……」

●社長:「総務課長に会議室の利用状況を調査させた。相変わらず長い会議をしている部署が多い。私の会議嫌いは知っているな。課長7人を集めて、2時間以内の会議を月に2回、2時間から3時間までの会議を12回、3時間以上の会議を6回も開いた部がある。どこだと思う」

○営業部長:「うちでしょうか」

●社長:「その通り。営業部の会議は目立って多かった」

○営業部長:「それは9月の数字ですよね。上期の追い込みで9月はどうしても会議が多くなってしまいます」

●社長:「何を言っている。これは今年に入ってからのアベレージだ。自分が何回会議を開き、どのくらいの時間を費やしているのか分かっていないのか。数字をおさえていないようでは会議を仕切る資格はないぞ」

○営業部長:「と言われましても、会議を開かないことにはなんとも……」

●社長:「止めろとは言っていない。だが無意味な会議をダラダラやるのは絶対に駄目だ」

○営業部長:「意味があると思うからやっておりまして」

●社長:「だったらなぜ途中で退室するのかね。ある課長から聞いた。部長の途中退室が多いと。招集をかけておいて途中で『後は任せた』と言って会議を抜けていくそうじゃないか」

○営業部長:「お客様対応など色々ありますから。毎回途中退室しているわけじゃありません」

●社長:「そんなことは当たり前だ。課長は『後は任せたと言われても何を議論したらいいかわからない』と言っていた。行き当たりばったりで会議を開いているからそうなる」

○営業部長:「ええと……」

●社長:「ドラッカーは『みんなが会議をしているような組織は何事もなしえない組織であり、4分の1以上の時間が会議に費やされているならば組織の構造に欠陥があると考えて良い』と断じている。君の場合、4分の1どころか、仕事のほとんどが会議だ」

○営業部長:「仕事のほとんどが会議というのはいくらなんでも」

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「どうして会議に「スリッパ」を履いてきてはならないのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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