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部下の行動は本当に変わったか

2014年10月21日(火)

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 今回は、行動定着コーチングの大きな特徴である「検証」について解説します。

 行動定着コーチングを行う目的は、「具体的な成果を得ること」に尽きます。そのため、行動定着コーチングでは、コーチングを受けたメンバーがどれだけ成果を上げたかをしっかり検証する必要があります。検証をせずにコーチングを続けることは、企業にとって大きなマイナスになります。

顧客サービスにも変化が

 行動定着コーチングの発祥地であるアメリカでは、正しいコーチングが行われた場合、職場に次のような変化が現われるとされています。

1.優秀者の定義と維持が可能に
 本当のハイパフォーマーとは、具体的にどういった行動をとる人なのかが明確になる。そして、それが明確になることで、その行動を全社的かつ恒常的に維持することができるようになる。

2.業績予測の精度向上
 これまで、業績は経営者やリーダーの予測通りにならないことがほとんどだった。しかし、行動定着コーチングによって従業員一人ひとりが達成可能な目標を設定するようになると、精度の高い業績予測が可能になる。

3.業績水準の底上げ
 行動定着コーチングはミドルパフォーマーを底上げする。そのため、同じメンバーでありながら、業績の水準も底上げされる。

4.顧客サービスの向上
 行動定着コーチングで設定する各自の目標は、業績アップにつながる具体的な目標であるため、決して顧客をおろそかにはできない。従業員はおのずと顧客サービスについて望ましい行動をとるようになる。

5.人件費削減と生産性向上
 多くのミドルパフォーマーの底上げにより、生産性がアップする。それによって人件費の削減が図れる。

6.仕事の進め方の標準化
 行動定着コーチングでは、ハイパフォーマーの行動を分解し、それを共有する。そのため、「どうすれば結果が出るのか」について、再現性の高い答えが得られる。よって、各人がバラバラに動くという非効率が減る。

無記名アンケートで本音を聞く

 これらのメリットが本当に得られるコーチングになっているかどうかを検証していくには、いくつかの手法があります。ここでは、8つの手法を簡単に紹介します。

A.メンバーと共有するワークシートによる検証
 行動定着コーチングでは、ワークシートを用い、定期ミーティングでその進捗度合いや効果をチェックします。シートには、名前やミーティングの日付とともに、以下の内容を書き込む欄を設けます。

(1)私(メンバー)は何を成し遂げようとしているのか
 ・具体的にどのような行動をとろうとしているのか
 ・顧客や社内外の人たちからどのような反応を得ようとしているのか
 ・どのような結果を得ようとしているのか
(2)今、行われているコーチングはどのように影響を与えているか
(3)コーチはメンバーを手助けするために具体的に何をしているか
(4)次回までに必要な約束事は何か

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「部下の行動は本当に変わったか」の著者

石田 淳

石田 淳(いしだ・じゅん)

ウィルPMインターナショナル社長

行動科学マネジメントの第一人者。行動分析、行動心理を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものにアレンジ、短期間で8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者などから支持を集める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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