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世界8億500万人が栄養不足

原因は食料へのアクセス

  • Daniel Stone

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2014年10月17日(金)

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乾燥させた泥クッキーの脇に座る女性。泥クッキーは、泥、塩、植物性ショートニングから作られる郷土料理。栄養不足人口の比率が最も高かったハイチにて。(Photograph by Rodrigo Abd, AP)

 数字上は、食べるのに困る人などいなくてよいはずである。

食料はある。状況は改善。しかし道半ば

 国連世界食糧計画(国連WFP)が推奨する成人1人の1日当たりの摂取カロリーは2100カロリー。世界の農業生産を人口1人当たりに換算すると、必要摂取カロリーを700カロリー上回っている。つまり、世界人口72億人が1日に必要とする量よりも、食料は豊富にあるということだ。

 しかし、飢餓はなくなっていない。問題は、食料へのアクセス確保にある。国連食糧農業機関(FAO)の報告書によると、食料アクセスは全体に改善傾向にあるものの、発展途上国に暮らす8億500万人が十分な食料を得られていないという。インフラの不備や不安定な政治情勢、気候変動といった問題が食料へのアクセスを妨げている。

 今回の報告書『世界の栄養不足』をまとめたFAOのジョセフ・シュミットヒューバー氏は、「問題が改善しつつあるのはよいのですが、目標はもっと高いところにあります」と言う。1990年からこれまでの間に、良質な食料にアクセスできない人の割合は5人に1人から10人に1人の水準まで減った。その間、世界人口は急増したが、栄養不足の人口は2億1000万人も減少しているのである。

 それでも、栄養不足の人が集中する地域はいまだに存在する。その比率が最も高いのはアフリカ。5人に1人が良質な食料アクセスを確保できていない。なかでも中央アフリカ共和国では人口の38%が栄養不足という。内戦が続いて住む場所を失った人が増え、食料の供給や輸送に支障をきたしているのである。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長