• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

どうして「叱られながら」でないと仕事を覚えられないのか?

2014年10月21日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 私は常日頃から営業の現場に入り、目標を絶対達成させるコンサルティングをしています。改革を成功させるカギは、営業に主体的な行動をとってもらうことです。

 営業現場は想定外の出来事ばかりです。立派な計画を立てても、その通りにはなりません。その場その場で営業が主体的に行動することが求められます。

 そのために、営業は現場でいろいろな経験を積み、多くの引き出しを持っておく。そうでなければ一人前とは言えません。

 結局のところ体で覚える仕事なのです。そのことを正しく理解したうえで、マネジャーは部下育成をしなければなりません。

 部長と営業2課の課長の会話を読んでみてください。

●部長:「何をそんなに悩んでいる」

○課長:「どうも最近の若い子はダメですね。一度言ったぐらいでは言うことを聞きません。私の伝え方に問題があるのか……」

●部長:「一度言っても、言うことを聞かないか」

○課長:「はい。声を荒らげて叱り飛ばすわけにもいかないでしょう、最近の若い子には」

●部長:「一度言っても言うことを聞かなければ、声を荒らげて叱り飛ばさなければならない。どうしてそういう発想になるのかね。二度、三度と言えばいいだけだろう」

○課長:「そうやって何度も注意していると、今の子はふてくされます」

●部長:「本当にそうなのか」

○課長:「ええ。ですから『叱らずに部下を育成する』と主張している本を読んでいるところです。何とか真似しようと思って」

●部長:「叱らずに部下を育てるだって?」

○課長:「やはり褒めなければならないでしょう。もっともっと褒める、そういう褒める達人になりたいと」

●部長:「褒める達人か。達人になれるなら結構だが、褒めるだけで人は育たないぞ。どうも君は極端な発想をしがちだな。『白』ではないなら『黒』だとすぐ言いたがる」

○課長:「そうでしょうか。私としては叱らずに部下を育成したいのです。もう一つ、正しいマニュアルはやはり必要ですね」

●部長:「マニュアルか……」

○課長:「いちいち上司に指摘されなくてもいいようになります。そういう話で営業マニュアルを作りましたよね。もう少し整備する必要がありますけれど。そうすれば上司は褒めるだけでよくなるはずです」

コメント0

「横山信弘の絶対達成2分間バトル」のバックナンバー

一覧

「どうして「叱られながら」でないと仕事を覚えられないのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長