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ナポレオンも撃退した!レモンの博物誌

スパイに壊血病に情事に料理に

  • Rebecca Rupp

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2014年10月23日(木)

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(Photograph by Flickr user Chiot's Run/Creative Commons 2.0)

 あなたはスパイである。今すぐ、母国に秘密のメッセージを送らなければならない。手元にあるのはレモン。さて、どうする?
 この記事を読んだあなたは幸運だ。敵が偶然この記事を読まない限り、任務を遂行できるのだから。

見えない秘密のインク

 レモン以外に、玉ねぎのしぼり汁や牛乳、酢、いざとなったら尿でも構わない。これらはすべて、天然の「見えないインク」として機能する。これらの液体で紙にメッセージを書いて乾かせば、加熱しない限り気づかれることはない。「インク」に含まれる成分が紙の繊維と反応し、その紙を炎や電球で加熱するとまっさきに茶色く浮き出るのだ。

 見えないインクは、紀元前5世紀には存在していた。ギリシャとペルシャの戦争中、それぞれが見えない書状を交換していたことがわかっている。9世紀のアラブではインクが洗練され、レモン、ビターアップル、オリーブオイル、卵黄を混ぜたものが使われていたようだ。

 ルネサンス期のイタリアでは、レモンジュースが秘密のインクとしてもてはやされた。ルネサンス期の科学者、博学者であるジャンバッティスタ・デッラ・ポルタは、複数の見えないインクのレシピを、著書『自然魔術』(1558)に記している。同書では、レモンジュース、玉ねぎのしぼり汁、ミョウバンをベースにしたインクのほか、“ヤマネのジュース”を抽出したというあやしいインクも紹介されている。日中は見えないものの、夜になると「炎のような色」で光るのだそうだ。

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