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「富士山やさい」でムスリム対応和食を提供

富士河口湖町と笛吹市が現地記者を招き情報収集

2014年11月10日(月)

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 富士山を一望できる観光地として外国人観光客からの人気が高い山梨県富士河口湖町は、1999年に海外へのセールス活動をスタートするなど、早くからインバウンド誘致に力を入れてきた観光先進地域。中国や韓国、台湾から始まり、その後、オーストラリアやヨーロッパ、東南アジアなどをターゲットとして、観光客を呼び寄せている。

 2013年の同町の外国人宿泊人数は合計15万7760人。1位は前年3位から躍進したタイで、2位中国、3位台湾と続くが、ここ数年健闘しているのが東南アジアのムスリムが多い国々。2013年はインドネシアが6位で4874人、マレーシアは7位で4458人となっている。

 河口湖観光連盟は、国際委員会を設置して同町のインバウンド振興を行ってきた。さらに機動力を強化するため、委員会の機能を独立させる形で2011年には富士山国際観光協会を設立した。インバウンドを専門とする観光協会として活動しており、2013年からは、富士河口湖町に隣接していて石和温泉を抱える笛吹市との連携もスタートした。

 河口湖観光連盟で国際委員会の委員長を長年務め、同観光協会の設立に尽力して会長に就任したのが山下茂さんだ。「ここ20年くらい、富士河口湖町を海外にアピールする取り組みを進めてきた」という山下会長は、自身も町内にあるロイヤルホテル河口湖の経営者として、インバウンド営業を30年以上前から行ってきた。同ホテルのインバウンド比率は現在、5割を占めている。

富士山国際観光協会の山下茂会長。右は同氏が経営するロイヤルホテル河口湖

 ロイヤルホテル河口湖では、これまでも旅行会社経由でムスリムのグループを何度か受け入れている。その際に豚肉や豚由来の食品は使わないよう、旅行会社からリクエストが来ていたため、山下会長も漠然とした知識は持っていた。だが、日本を訪れるムスリム観光客が増えているという話を耳にして、2013年春頃から興味を持ち、より積極的な受け入れに向けてムスリム受け入れの勉強を始めた。

地元野菜と魚の和食で「おもてなし」

 ちょうどその頃、富士河口湖町と近隣の富士吉田市、都留市、山中湖村、忍野村、鳴沢村では「富士山やさい」というブランド野菜の確立を目指していた。富士山や富士五湖近辺で採れた野菜を地元の飲食店やホテルで積極的に使い、観光素材として積極的にアピールしていこうという取り組みだ。

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「ウエルカム ムスリム to Japan」のバックナンバー

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「「富士山やさい」でムスリム対応和食を提供」の著者

井上 理江

井上 理江(いのうえ・りえ)

ライター

1989年早稲田大学第一文学部卒業。旅行業界誌「トラベルジャーナル」記者を経て、1994年よりフリー。アウトバウンドからインバウンドまで、観光のバックヤードを20年間ウオッチ。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師