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羽田以上に高い空港使用料を取る成田

成田LCCターミナルの評判が悪いワケ

2014年11月5日(水)

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 2014年11月から、羽田空港の深夜早朝時間帯(夜11時から翌朝6時まで)の国際線の着陸料が割り引かれるようになった。この時間帯に新規就航または増便する国際線が対象で、割引率は1年目が50%、2年目は30%、3年目は20%。

 首都圏の国際競争力強化や訪日外国人旅行者の増加に対応するため、余裕のあるこの時間帯の有効活用を目指す。

 これに先立つ10月26日からは、羽田と都心ターミナル駅などを結ぶバス5路線の実証運行も始まった。こちらは2015年3月31日までで、羽田~銀座・東京・秋葉原、羽田~新宿・池袋、羽田~渋谷、羽田~大鳥居・蒲田・品川、羽田-横浜(YCAT)の5路線を、1日1往復運行する。羽田発が午前1時台、羽田着が午前4時台と、公共交通機関が運行していない時間帯にバスを走らせ、羽田の利便性を向上させるのが狙いだ。

 航空会社にとっても、乗客にとっても、羽田はますますアクセスしやすい存在になった。これにより、日本の玄関口だった成田国際空港の存在はかすむ一方だ。国土交通省や航空会社は、羽田をビジネス需要、成田は観光需要として、両空港の住み分けを進めている。首都圏の需要規模を考えれば、2つの空港が十分共存できると考えているのだ。

 また、2012年から就航した国内LCC(格安航空会社)は、首都圏では成田に就航している。羽田には発着枠の余裕がないこともあるが、主に観光客の利用が多いLCCでは、成田でも十分集客できると考えてのことだ。このLCCの集積が、今後の成田の新しい武器になる。

2015年5月の供用開始に向けて工事が進む成田のLCCターミナル(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は、現在整備を進めているLCC用ターミナルを「第3ターミナル」と名付け、2015年4月8日に開業する計画だ。NAAはLCCの誘致を積極的に進めており、今後完成する専用ターミナルも大きな売りにする狙いだ。

 だが、このLCCターミナルに対するLCC側の評価は惨憺たるものだ。

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吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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