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育児と仕事のリアルに触れ、固定概念を打ち砕く

スリール 堀江敦子氏(前編)

2014年11月17日(月)

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 経済・教育・政治・健康の分野での各国の男女平等の度合いを指数化する世界経済フォーラムの「ジェンダー・ギャップ指数」。10月に発表された最新の2014年度版で、日本は142カ国中104位。主要先進国では最下位と、アベノミクスが掲げる「女性が活躍する社会」実現への道のりの厳しさが浮き彫りになった。

 中でも、課題として議論されているのが、女性のキャリアと育児の両立だ。その具体的方策としては、短時間勤務制度やテレワークなど「環境整備」に注目が集まることが多いが、誰も手をつけてこなかった斬新なアプローチで課題解決に挑む若き起業家がいる。25歳で一念発起、スリール株式会社を立ち上げ5年目を迎えた堀江敦子の視線の先にあるのは、社会に出る前の学生たちだ。

スリール 代表取締役の堀江敦子。(撮影:鈴木愛子)

育児のサポートを通じた“学生のキャリア教育”

 10月下旬の週末、都内某所のホールに100人ほどの学生が集まった。

 和やかな雰囲気の中で、少し緊張した様子で壇上に立った女子学生が自分の体験を語り始める。

「インターンシップに参加するまで、私はプロ野球選手の奥さんに憧れるような専業主婦志向だったし、『社会に出て働く』というイメージを具体的に描くことができませんでした。でも、実際に仕事と育児を両立している社会人家庭に関わらせていただくと、働き方にはいろいろなスタイルがあって、一人ひとりそれぞれに歩む道は違うのだと気づきました。今は社会に出るのが楽しみです」

 会場を埋める学生たちはうなずきながら、拍手を送る。

 この会は、スリールが主催する「ワーク&ライフ・インターンシップ」に参加した学生たちが自身の成果を報告する「最終プレゼンテーション会」。ワーク&ライフ・インターンシップとは、子育て中の共働き家庭に学生をインターン生として紹介し、家庭にとっては育児のサポートとして、学生にとっては社会人のロールモデルから学ぶ機会として価値を共有し合う事業。4年前に同社代表の堀江敦子がゼロから仕組みを構想し、これまで300人以上の学生が参加した。

 子育て家庭に学生が入るというと、「育児支援」としてのベビーシッター派遣と混同されがちだが、堀江のねらいはそこではない。「私がやりたいのは、“学生のキャリア教育”なんです」と強調する。

2012年に堀江自身の「3年後の目標」を作ったというイメージ。オフィスの壁には、インターンシップ生からの寄せ書きなどが賑やかに飾られている

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「育児と仕事のリアルに触れ、固定概念を打ち砕く」の著者

宮本 恵理子

宮本 恵理子(みやもと・えりこ)

ノンフィクションライター、編集者

「日経WOMAN」「日経EW」「日経ヘルス」の編集部に所属。2009年末にフリーランスとして活動を始め、主に「働き方」「生き方」「夫婦・家族関係」のテーマで人物インタビューを中心に執筆する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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牛島 信 弁護士