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まるで寄生獣!寄生虫ハリガネムシの恐るべき一生

神戸大学 群集生態学(2)

2014年11月13日(木)

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宿主を操り、自らに都合のよい行動を取らせる寄生虫がいる。聞いただけで気持ち悪いが、そんな寄生虫であるハリガネムシと宿主の異常行動を、森と川の生態系の中に位置づけて研究し、次々と成果をあげている佐藤拓哉さんの研究フィールドに行ってみた!(文=川端裕人、写真=的野弘路)

 ある意味、強烈な存在であるカマドウマと森で出会った。

 その森に招いてくれた神戸大学の佐藤拓哉准教授は、「僕の研究室はフィールド」という生態学者であり、「我が研究のフルコースを味わってください」とばかりに、森の中の「好奇心のレストラン」に導いてくれた。そして、こってりと味わい深くカマドウマについて語ってくださった。

 しかし、それは前菜。

 今回は、主菜に登場いただく。

 カマドウマに寄生するハリガネムシだ。

水たまりにいた

 かなり嫌われ者昆虫であるらしいカマドウマで嫌な気分になった方には申し訳ないが、さらに衝撃的かもしれない生き物である。

 この時期に水辺で出会うカマドウマは、腹の中にハリガネムシを養っている可能性がある。しかし、実際に水に飛び込んで、ハリガネムシが出てくる瞬間に出会うには運が必要なので、ここはすでに脱出した後のハリガネムシを探すことにした。

 水の中でゆらゆら細長いものが揺れていたり、蠢いていたりするのを、注意深く見ていく。動いているものを見つけやすい水たまりに目を凝らしたり、たも網で小魚などを捕るいわゆる「ガサガサ」の要領で水中の枝や葉をすくいあげたりしつつ探した。

 4つめか、5つめかの水たまりで、とうとういた。

コメント4件コメント/レビュー

SF映画も真っ青です(汗・・・)。次回が楽しみ、ではありません。興味が湧いてきただけです。(2014/11/13)

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「まるで寄生獣!寄生虫ハリガネムシの恐るべき一生」の著者

川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

SF映画も真っ青です(汗・・・)。次回が楽しみ、ではありません。興味が湧いてきただけです。(2014/11/13)

小学生の頃にカマキリを捕まえて、水に漬けたり踏み潰したりすると、必ずと言っても良いぐらいお尻から這い出してきたハリガネムシ。子供心にどういう生態なのだろうと思っていたのですが、こんな不思議で恐ろしい生き物とは知りませんでした。この先を早く読みたいです。(2014/11/13)

人間も少し前までは風土病や食生活に起因する寄生虫に悩まされてきました。私の小学校の頃はギョウ虫検査が当たり前でしたものね。それが衛生意識の定着や生活環境の改善で克服されると、逆に無学無防備によって人間の方から招き入れる情けない状況になりつつあるように思います。魚や肉の生食による害、ペットを媒介する蚤シラミなど。人間社会の驚異となったエボラウィルスも、人間が分け入ってはいけない世界で「寄生虫」の餌食になったような気がします。(2014/11/13)

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