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生まれ変わった「危険で汚い街」

流行の発信地となったニューヨーク・ブルックリン

2014年11月14日(金)

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ブルックリンで若者が住みたがるウィリアムズバーグの街並み。露店も含めおしゃれな店が連なる
マンハッタンに隣接するブルックリン。2本の橋でつながっている

 9月の内閣改造で石破茂氏が新設の地方創生担当大臣に任命された。地方の創生、地域の活性化が話題となり、様々なアイデアや、過去の実例が語られるが、そのヒントは海外にもある。犯罪の多い街として知られたニューヨークのブルックリンは、流行の発信地へと目覚しい変化を遂げた。


メディアもこぞって特集を組む

 ブルックリンはニューヨーク市に5つあるボロウ(行政区)のひとつである。マンハッタン、ブロンクス、クイーンズ、スタテンアイランド、そしてブルックリンだ。

 その街並みはマンハッタンとは異なる。ブルックリンにはスカイスクレイパー(高層ビル)はほとんど存在しない。背の低いレンガ造りの建物が連なり、壁には落書きも残されている。かつては工場や廃れた住宅が多く、街は汚く犯罪も多かった。もともと人気のエリアではなかった。

 変わり始めたのは15年ほど前からだ。マンハッタン対岸にあるウィリアムズバーグと呼ばれる地域で、閉鎖され、打ち捨てられていた工場スペースにデザインやファッションを手がける小さな企業が続々と入居し始めた。商業の中心地であるマンハッタンに近く、不動産価格も非常に安かったためだ。

 中心から少し外れたところに、お金のない野心的なクリエイターが集まるという意味では一昔前のマンハッタンのダウンタウンに相当する場所といえる。こうして、個性豊かな商品やデザインがブルックリンで生み出されるようになった。

商工会議所が作った「ブルックリン・メイド」のロゴ。商品にも印刷できる

 今日では、大手小売店がブルックリンで生産された物を販売したり、有名ブランドがブルックリンで作られた商品を真似たりすることも珍しくない。ニューヨークの流行を追いかけるメディアも競うようにブルックリンを特集するようになった。

 この流れを後押ししているのがブルックリン商工会議所だ。地域のブランドやお店を支援する商工会議所が今年8月から始めた新たな試みが「ブルックリン・メイド」だ。ブルックリンで生産された製品に商工会議所が認証を与えるという試みである。

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「生まれ変わった「危険で汚い街」」の著者

長野 光

長野 光(ながの・ひかる)

日経ビジネスニューヨーク支局記者

2008年米ラトガース大学卒業、専攻は美術。ニューヨークで芸術家のアシスタント、日系テレビ番組の制作会社などを経て、2014年日経BPニューヨーク支局に現地採用スタッフとして入社。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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