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意欲と気力を吸い取る「感情バンパイア」への対処法

  • 久世 浩司=ポジティブサイコロジースクール代表

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2014年11月14日(金)

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 イキイキと仕事をしている人は、上司に恵まれ、認められていることが多い一方、職場に不満がある人の多くが上司との関係をストレス源としていることは、本コラムの第2回でお伝えしました。

 米国・ミシガン大学大学院のジェーン・ダットン教授は、職場における関係性を「質の高いつながり」と「質の低いつながり」に分類しています。これは上司と部下の関係だけではなく、チームメンバー同士の関係も含みます。

 「質の高いつながり」とは、上司やチームメンバーから自分のことが認められていると感じており、活力が与えられていることを意味します。仕事に対する満足度とコミットメント(責任を持ってやり遂げようとする態度)は高まります。

 こうしたチームは創意工夫が高まり、「学習する組織」に進化していきます。新商品・サービスの研究開発や新規開発事業を担当している部署に創造性と学習力は欠かせません。その部署のつながりの質を見るだけで、成果を挙げるチームかどうかが分かります。

 一方、「質の低いつながり」とは、上司やチームメンバーから自分の価値が認められていないような気になり、活力が奪われている状態です。仕事に対する満足度が下がり、社員のレジリエンスにも悪い影響があります。

 社員同士の対話に欠けた組織は、人のつながりが脆弱で、職場の雰囲気がギスギスしたものになりがちです。困っている人がいても、その人が発するSOSに気づく人がいません。悩みや不満を1人で抱え込んでしまい、メンタルの問題にもつながりかねません。

 今年6月の労働安全衛生法の改正により、従業員50人以上の事業場には、2015年12月から医師などによる従業員の「ストレスチェック」が義務付けられます。できれば、ストレスチェックで問題が発見される前に、組織のマネジャーや周囲のチームメンバーが気づいて対処したいもの。

 「質の低いつながり」への対処法を解説します。

 あなたとつながりの質が低い上司や同僚の極端な例のことを、米国の精神心理士アルバート・バーンスタインは「感情バンパイア」と名づけました。

 以下の条件にあてはまる人がいるとしたら、その相手はあなたにとって「感情バンパイア」であるかもしれません。

  • その人と会った後は、なぜかどっと疲れが残る
  • 電話で話をしただけなのに、元気が失われた感じがする
  • その人のそばにいると、自分が小さな存在に感じる
  • 相談に乗り、相手は元気になったが、今度は自分の元気がなくなってしまった
  • 言葉では励まされているのに、「うまくいかないのではないか」と心配になる
  • 自分は好意的に受け入れられていないと感じる

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