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3つのモーター駆使する新型レジェンド

「高級車=後輪駆動」のイメージを打破できるか

2014年11月18日(火)

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ホンダの新型「レジェンド」。3つのモーターを搭載する新型ハイブリッドシステム「Sport Hybrid SH-AWD」を搭載するのが特徴(写真提供:ホンダ)

 前回に続いてホンダネタである。ホンダは、前回取り上げたリコール問題に対処するため、発売直前だった新型車も、時期を遅らせて、品質の再確認を実施した。このため、2014年は、10月末まで新型車の発表がないという異例の事態になっている。2014年度の国内販売の目標台数を103万台から93万台に引き下げるなど、業績にも大きな影響が出ている。

 そのホンダが、ようやく反転攻勢に出た。第1弾が2014年11月10日に発表した同社の最高級車である「レジェンド」だ。すでに米国では「Acura RLX」として発売されているモデルの国内版で、国内向けは米国向けでは設定されていない新開発のハイブリッドシステム「Sports Hybrid SH-AWD」を搭載するのが特徴だ。これでホンダの新世代ハイブリッドシステムは、3つの方式が出揃ったことになる。

1モーター、2モーター、3モーターの3方式

 ホンダは2012年11月に開催した報道関係者向けの技術説明会で、新世代のハイブリッドシステムとして3つの方式を発表していた。1つが、前回紹介した「フィットハイブリッド」に搭載する1モーターハイブリッドシステム「Sport」、2つ目が「アコードハイブリッド」に搭載する2モーターハイブリッドシステム「Sport」、そして今回レジェンドに搭載した3モーターハイブリッドシステムのSH-AWDだ。

 トヨタ自動車のハイブリッドシステムが、小型車から高級車まで基本的に同じ2モーター方式を採用しているのに対して、ホンダが小型車、中型車、高級車でそれぞれ異なった方式を採用しているのは興味深いが、さらに面白いのは、ホンダの3方式のうち、じつは小型車向けのi-DCDと、高級車向けのSH-AWDの共通性が高いことである。中型車向けと高級車向けの共通性が高いというのなら分かるが、間を1つ飛ばして、クラスの違いが大きい2方式で共通性が高いというところに、ホンダの自由闊達な社風が現れているように感じる。

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「3つのモーター駆使する新型レジェンド」の著者

鶴原 吉郎

鶴原 吉郎(つるはら・よしろう)

オートインサイト代表

1985年日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社、2004年に自動車技術の専門情報誌の創刊を担当。編集長として約10年にわたって、同誌の編集に従事。2014年4月に独立、オートインサイトを設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長