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新しい仕事の進め方を分かってもらいたい

第8回:要望を伝え、人を育ててチームを作る

2014年11月18日(火)

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最大の危機を社員の意識改革で乗り越えたリノベる。ここから先は、自分たちとともに新しいビジネスを伸ばしていってくれるパートナーとどのようにして強いチームをつくるかという段階に差し掛かった(前回の記事はこちらをご覧ください)。

「話が違うんじゃないですか」

 新しくパートナーになった不動産会社や施工会社の人たちから、何度となくこの言葉を聞きました。そのたびに僕たちはその誤解を解いてきました。

 僕たちが不動産会社に求めることは、「リノベる。」に、リノベーション向きの物件を登録してもらうことです。お客様の条件に合った物件を探し出してもらうことです。

 しかし、多くの不動産会社は、僕たちがお客様を紹介すると考えていたため「話が違う」となったのです。ある面では、これは仕方のないことです。なぜなら不動産会社は、長らくそういうビジネスをしてきたからです。いい悪いの話ではなく、慣れの問題です。

リノベーション工事の現場にて(写真:菊池一郎)

 新築工事に慣れた施工会社に対しても、一区画のリノベーションという不慣れなことをリクエストしています。なので、「そんな面倒なことはできない」「そこまで気を遣っていられない」といったことを言われることもありました。

 話が違う――そう主張するパートナー企業に対しては、僕たちの目指すものについて何度も何度も繰り返して伝えてきました。中には、お互いの考えが合わずにパートナー関係を解消したケースもあります。

自分たちが求めていることを先に伝える

 どうしたら、僕たちの考えをスッと理解してもらえるのか、そのうえでパートナー関係を結べるのか。それを考えた結果、パートナー契約を結ぶに当たっては「リノベる。大学」を開設することにしました。始めたのは1年半ほど前です。

 この大学で、パートナーとなる企業の方に、僕たちはどんなことを期待しているのかをあらかじめしっかりと伝えることにしたのです。

 たとえば、不動産会社向けには、不動産会社と僕たちの役割分担について話します。一般的な不動産会社は、お客様が探している家の条件を聞き、それにマッチする物件をいくつか案内し、成約に結びつけます。

 しかし、「リノベる。」での不動産会社の役割はそうではありません。お客様の希望をヒアリングし、それを物件の条件に落とし込むところまでは当社が行います。不動産会社には、その条件に合う物件を見つけてもらうこと、その物件についてお客様が知りたがっている情報を探してもらうことをお願いしています。

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「新しい仕事の進め方を分かってもらいたい」の著者

山下 智弘

山下 智弘(やました・ともひろ)

リノベる社長

1974年奈良県生まれ。高校、大学とラグビーで活躍し、大学卒業後、ゼネコン、デザイン事務所、家具工房などを経て、2010年に「リノベる」を設立し社長に就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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