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“新幹線お掃除劇場”は日本の誇りだ

イーサン・バーンスタイン助教授に聞く(1)

2014年12月11日(木)

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「リーダーシップと組織行動」の最終講義にて(2013年12月)(c)Maly Bernstein
(c)Evgenia Eliseeva
イーサン・バーンスタイン
ハーバードビジネススクール助教授。専門はリーダーシップと組織行動。MBAプログラムにて1年目の必修科目である「リーダーシップと組織行動」、PhDプログラムにて「フィールド調査の技術」を教えている。組織におけるリーダーシップ、コラボレーション、チームワーク、デザイン・シンキング、組織学習を専門に研究。1996年米アーモスト大学在学時、交換留学生として同志社大学に留学。2004年、ボストンコンサルティンググループ東京オフィスに赴任し、プロジェクトリーダーを務める。最新の寄稿論文に“The Transparency Trap”(Harvard Business Review, October 2014) がある。

 ハーバードビジネススクールの教授陣の中でも指折りの知日派である。同志社大学で学び、ボストンコンサルティンググループ東京オフィスで働いたイーサン・バーンスタイン教授は、組織行動の観点から数多くの日本企業を研究してきた。2014年3月には、他の教授陣とともに来日。日本のベンチャー企業から大企業まで訪問し、現在、その調査結果をもとに教材も執筆中だ。
今、ハーバードビジネススクールの助教授として、日本企業をどう見ているのか。そしてリーダーシップとは何か。同じ元BCGコンサルタントとして、忌憚ない意見を伺った。

(2014年6月27日 ハーバードビジネススクールにてインタビュー)

日本に魅せられた学生時代

佐藤:先生はハーバードの教授陣の中でも日本との関わりが深いですね。

佐藤智恵(聞き手)
1970年兵庫県生まれ。1992年東京大学教養学部卒業後、NHK入局。報道番組や音楽番組のディレクターとして7年間勤務した後、退局。2000年1月米コロンビア大学経営大学院留学、翌年5月MBA(経営学修士)取得。ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局などを経て、2012年より作家/コンサルタントとして独立。2004年よりコロンビア大学経営大学院の入学面接官。ウェブサイトはこちら

バーンスタイン:私は1970年代生まれで、1980年代に幼少期を過ごしたのですが、そのころ、ウォールストリートジャーナルやニューヨークタイムズの見出しを飾っていたのは日本企業でした。それで日本に興味を抱いたのです。

 直接、日本人の友人ができたのは高校生のときです。私が通っていたロサンゼルスのハーバード・ウェストレイク高校は、東京の玉川学園と姉妹関係を結んでいて、日本からの交換留学生を1カ月間受け入れていました。仲のよい友人もできたのですが、英語でうまくコミュニケーションできないのがもどかしく、「それなら自分が日本語を学ぼう」と思ったのです。

佐藤:その後、1996年に同志社大学に留学したそうですね。

バーンスタイン:1994年にマサチューセッツ州のアーモスト大学(アマースト大学)に入学しました。この学校に進学しようと思ったのも、日本の同志社大学と縁が深いと知ったからです。ご存知のとおりアーモスト大学は同志社を創立した新島襄の出身校ですよね。専攻は経済だったのですが、2年間日本語を勉強して、3年生のときに同志社大学に留学しました。

高校時代の友人、岩本純太さんと(後列左から、バーンスタイン助教授、岩本純太さん、岩本さんの両親。前列はバーンスタイン助教授の両親)
アーモスト大学の交換留学プログラムに参加(1996年)
大阪のホストファミリー宅にて(1996年)

佐藤:それが初来日ですね。日本では学生寮に入ったのですか?

バーンスタイン:大阪の島本町にあるホストファミリーのお宅にホームステイしました。谷口家の皆さんは心から私を歓迎してくれて感激しました。ホストマザーは、日本文化を私に伝えようと書道を教えてくれて、そして京都の観光地を案内してくれました。何と私のためにお手製の着物を縫ってくれたのですよ。ホストファーザーは、大阪弁を教えてくれたり、テニスに誘ってくれたり…。今でも谷口家とは交流が続いていて、日本に行くと必ず立ち寄るようにしていますし、お孫さんが夏にアメリカに来たときは我が家に来てもらいました。

佐藤:ハーバードビジネススクール卒業後は、ボストンコンサルティンググループに入社されましたね。私とは入れちがいで2004年から東京オフィスに赴任されたと聞いています。

バーンスタイン:2003年にボストンコンサルティンググループのトロントオフィスに入社して、海外のオフィスに1年だけ駐在できることになりました。もちろん東京が第一希望でした。世界で2番目に歴史あるオフィスだし、日本語も話せるので東京がいいなと。東京オフィスに1年半ほど駐在し、日本の企業文化を学びました。

ホストファーザーの谷口祥太郎さんと(1996年)
ホストマザーの谷口すみ子さんと(1996年)
お正月は着物でホストファミリーと過ごした(1997年1月)

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「“新幹線お掃除劇場”は日本の誇りだ」の著者

佐藤 智恵

佐藤 智恵(さとう・ちえ)

作家/コラムニスト/コンサルタント

1992年東京大学教養学部卒。NHKにて番組ディレクターを務めた後、2000年1月米コロンビア大学経営大学院留学、翌年5月MBA取得。ボストンコンサルティング、外資系テレビ局などを経て2012年独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長