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ナリタ・ハネダを経由しない訪日客が急増する?

地方空港は「地方創生」の切り札になれるか

2014年11月28日(金)

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上位7空港の占有率96%! 進まぬ地方への分散化

 日本には国内に80を超える空港があります。その中で2013年に国際線の運航実績があった空港は51。うち上位7つの空港で市場の96%を占めるという現状です。国や地域では旅行需要の地域への分散化を図ろうとしていますが、思うように進んでいません(下の表を参照)。その原因はどこにあるのでしょうか。

 地域への分散化が進まない原因の1つは、これまでのアプローチが新ゴールデンルートの創出や、海外から地域空港への定期便・チャーター便の就航など、「道を作れば人が来る」的な希望的観測に基づいた取り組みが多かったこと。その結果、予算と人員を投入し整備したコースでは閑古鳥が鳴き、就航したばかりの路線が利用率の低さから早々に運休したり、廃止されるという事態に陥ってきました。

 こうした迷走に対し、旅行業界からは旅行需要の地域への分散化を図る方策として、首都圏空港を介さずに地方空港から入国、出国する「地方空港IN・OUT」の旅行需要の創出、インバウンドとアウトバウンド双方の市場を活性化して観光産業の発展を図る「ツーウェイツーリズム」の実現、飛行機と船の旅を組み合わせた「フライ&クルーズ」の拡大などを要望する声が聞かれます。もっともそれをどう実現するのか、その具体的なスキームを示すものは見えません。

 今回は訪日観光最大の課題とも言える、旅行需要の地域への分散化、その鍵を握る地方空港の活用とその可能性、そして課題を分析します。

 今回、取り上げる事例は3つ。「地方空港IN・OUT」のツアーの数を急増させた茨城空港、大手が撤退した不採算路線にリージョナルジェットを飛ばし、地域間の新たな交流や経済を生む航空会社フジドリームエアラインズ、地域の製造業などの資源を活用してツーウェイツーリズムの確立に動き出した広島県の取り組みです。

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「ナリタ・ハネダを経由しない訪日客が急増する?」の著者

水津 陽子

水津 陽子(すいづ・ようこ)

合同会社フォーティR&C代表

経営コンサルタント。合同会社フォーティR&C代表。地域資源を活かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、コンサルティング、調査研究、執筆等を行っている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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