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オーストラリア戦、ザックの影に見えた新生アギーレのスタイル

アジアカップに向けたリハーサルは上手くいったか?

2014年11月28日(金)

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日本代表は11月のキリンチャレンジカップ2014で、ホンジュラス、オーストラリアと対戦し、それぞれ6-0、2-1で勝利した。オーストラリア戦では、後半16分に本田圭佑のコーナーキックから今野泰幸がヘッドで先制点を決めた(写真:ロイター/アフロ)

 これまで4試合を消化し1勝2敗1分けと負けが先行しているアギーレジャパンは、11月の強化試合2連戦では何としても2勝し、ピッチ内外での不安な空気を払拭し、年明けのアジアカップに備えたかったのだろう。これまで積極的に試していた国内組の新戦力については一度区切りをつけ、現時点での本番仕様のメンバーでホンジュラス、オーストラリア戦を迎えた。

 2試合の先発メンバーを見ると、内田の怪我で繰り上がった太田を除いては、新しい顔ぶれは武藤のみと、まさにザックジャパンを思い出さずにはいられなかった。さらにオーストラリア戦前半の苦しい状況を打開するために変更したフォーメーションは、まさにザックジャパンそのものであり、そこから流れが良くなり勝利を手にした。

 これもアギーレ流なのかと肯定的に捉えたいのであれば、次回ワールドカップではなく、2カ月後のアジアカップで勝つことに照準を合わせた合理的な決断と言っていいだろう。アジアカップで優勝することが、ワールドカップ前哨戦のコンフェデレーションカップへの出場権獲得につながると考えられるからである。本当のアギーレジャパンはその後でも十分に時間があるのだから。

 そこで、今回のコラムでは、特にオーストラリア戦に焦点を当て、メンバー選考段階からザックジャパンが見え隠れした中で臨んだアギーレジャパンの試合内容を振り返ってみたい。

ザックジャパンの影から見え始めたアギーレの特徴

 コンディションの整っていなかったホンジュラスには、久しぶりの大量得点で勝利した。ホンジュラスの枠内シュートがゼロであった点から見ても、その不調さが理解できる。また、後半から出場した乾が2得点を挙げて存在をアピールしたのは良かったが、岡崎がこの試合でも得点を挙げることができなかったことを考えると、素直に攻撃陣のパフォーマンスを喜ぶことは難しいだろう。

 一方、オーストラリア戦は、アジアカップでも対戦する可能性が高いため、その前哨戦として注目された。ホンジュラスとは対照的に、約1週間前から日本国内で調整をしていたオーストラリアのコンディションは非常に良く、試合開始から激しいプレッシャーで日本を苦しめた。前半途中から以前のザックジャパン時に近い布陣に変更すると、それまでオーストラリアに使われていたスペースをダブルボランチで効果的に対応することができ、流れは日本に傾いた。では、ザックジャパンと同じサッカーをしていたかというと、そうでもなさそうである。

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「オーストラリア戦、ザックの影に見えた新生アギーレのスタイル」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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