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池上さん、英語で歴史をぜひ!

池上彰さん&増田ユリヤさんと教科書鼎談(3)

2014年12月25日(木)

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 「成毛さん、私も第一教科書に教科書を買いに行きましたよ」。声の主は池上彰さんだ。現代の「知の巨人」も教科書探偵だったとは! そんなわけで、池上さんと、元高校教師の増田ユリヤさんと教科書をめぐる特別鼎談、第3回です。(前回から読む)

増田:成毛さんが山川出版社に行かれたときの記事に、「歴史を日本史と世界史に分けて教えているのは日本くらい」とありましたが、実際にそれは珍しいことのようですね。スウェーデンの高校に取材に行ったときに、「私は世界史を教えているが、日本史を教えることもある」と自己紹介をしたら「歴史はひとつではないのか」と驚かれました。欧州では、ヨーロッパを中心とした歴史を学ぶことが、自国の歴史を学ぶことにもなるんです。

ぶ厚い歴史に横串を

池上:中国と韓国、これはどちらも国定教科書を使っている国ですが、この2国は日本のように、国史と世界史とを分けて教えています。台湾では、今でこそ台湾の“国史”を教えていますが、蒋介石の時代は、中国大陸の歴史を“国史”として教えていました。教わった時代によって自国の歴史が異なるわけですね。

成毛:たしかアメリカでもアメリカ史を教えていたはずです。

池上:教科書、薄くてすみそうですね。たかだか240年くらいですから。

増田:アメリカの歴史の教科書は、翻訳されたものが日本で売っています。やはり薄いです。

成毛:やっぱり。一方で日本は世界史も日本史も教科書が厚い。教える側も教わる側も、それからつくる側も大変です。両方に横串を刺そうとすると、もっと大変です。

増田:本当にそうです。

(左)
池上 彰(いけがみ・あきら)さん
ジャーナリスト
1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。社会部記者として経験を積んだ後、報道局記者主幹に。94年4月から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として、様々なニュースを解説して人気に。2005年3月NHKを退局、フリージャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。2012年4月より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授として東工大生に「教養」を教えている。当サイトにて『池上彰の「学問のススメ」』連載中。
(中央)
増田ユリヤ(ますだ・ゆりや)さん
ジャーナリスト
1964年、神奈川県生まれ。高校の日本史や世界史、現代社会の講師をしながら、NHKテレビ・ラジオのリポーターを務める。日本テレビ「世界一受けたい授業」にも出演。日本と世界の教育現場の取材を積み重ねている。フィンランドやフランスでの取材を続けるうちにフランス人の知人が増え、フランス女性の生き方を取材するようになり、当サイトにて『ちゃんと稼いで楽しく生きる「女の道」』を連載。
(右)
成毛 眞・成毛探偵社代表。(写真:大槻純一、以下同。撮影協力:ポプラ社)

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「池上さん、英語で歴史をぜひ!」の著者

成毛 眞

成毛 眞(なるけ・まこと)

成毛探偵社代表

1955年生まれ。書評サイトHONZ代表、インスパイア取締役ファウンダー、スルガ銀行社外取締役、早稲田大学ビジネススクール客員教授、元マイクロソフト社長。2014年、成毛探偵社代表に就任。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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