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JFEスチール、独自の体操で体力づくり

復職支援に運動指導も

2014年12月15日(月)

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 「アクティブ体操partⅡを行いましょう。まずはじめに、気をつけの姿勢から…」。岡山県倉敷市にあるJFEスチール西日本製鉄所。午後3時の時報ととも、こんなアナウンスが流れた。

 するとオフィス内の社員がいっせいに椅子から立ち上がり、体を動かし始めた。肩を前後に回す運動から入り、両手を横に伸ばして前から後ろに円を描くように回す。

 続いて男性は、相撲の四股を踏む姿勢になった。女性社員は、しゃがんだままつま先立ちをしている。

午後3時からの「アクティブ体操partII」。スカート着用の女性従業員のために、男女で動きを変えてある

 こうして4分30秒ほど続いた体操は、男女それぞれ体のバランスをとるための運動で終了した。

目的の違う2つの体操を実施

 同製鉄所では、毎朝8時50分から6分強の「アクティブ体操partⅠ」とこの「アクティブ体操partⅡ」、1日2回の体操を行っている。いずれも自社開発したオリジナルの体操で、商標登録もしている。

 partⅠは、腰痛をはじめとする筋骨格系疾患対策として、筋力トレーニングとストレッチを組み合わせた体操。製鉄所の現場で身体に負担の大きい作業をする社員が多い一方、通勤は車、仕事は事務作業と、体を動かす機会がほとんどない社員もいる実情を踏まえて開発した。

 これに対しpartⅡは、転倒防止を目的に開発。股関節を中心に下肢の筋力、柔軟性、バランスの向上に効果のある運動を多く組み合わせたという。

 いずれにも、筋骨格系の疾患や転倒によるケガで、会社を休む社員を減らしたいという狙いがある。「狭い場所でもできる運動を組み合わせて作った。男女問わず行えるようにしてある」と同製鉄所(安全衛生室)ヘルスサポートセンターの乍(ながら)智之氏は話す。

 JFE西日本製鉄所の体力面での取り組みは、2004年にさかのぼる。2003年の旧川崎製鉄と旧NKKの経営統合で発足したJFEスチールは、西日本製鉄所(倉敷地区)だけで当時5000人を超える従業員を抱え、平均年齢は45歳を超えていた。

 そこで高年齢者も含めた全従業員に安全で元気に働いてもらうために、運動による体力づくりの取り組みを始めた。「体力を製鉄所での作業に適応できる能力と捉え、職場でその増進を図ることにした」(乍氏)という。そのための部署として2003年に設けたのが、乍氏が所属するヘルスサポートセンターだ。

表1●JFE西日本製鉄所の体力面での取り組み

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「JFEスチール、独自の体操で体力づくり」の著者

井上 俊明

井上 俊明(いのうえ・としあき)

日経ヘルスケア編集委員

日経BP総研 中小企業経営研究所主任研究員。日経ヘルスケア編集委員などを経て現職。入社後25年近くにわたり、医療・介護分野を取材。1998年から5年間日経ビジネス編集部に所属し、税金、健康保険、年金などを受け持つ。2007年社会保険労務士登録。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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