• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

2014年の目玉はMRJのお披露目

勢力図が変わる日本の航空業界

2014年12月25日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 2014年もあとわずか。年末年始の休暇は最長9日間とされ、27日には出国ラッシュを迎える。

 12月19日から2015年1月4日までの17日間で、成田国際空港からは約64万人、羽田空港からは約27万人、関西国際空港からは約35万人、中部国際空港からは約11万人が出国する予定だという。

 2014年の航空業界は、例年にも増して数々のビッグニュースが飛び込んできた。改めて、2014年の動向を振り返ってみよう。

MRJが完成披露

度々、ロールアウトが延期されたMRJが、ようやく姿を見せた(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 2014年の航空業界で最も大きなニュースは、三菱航空機が開発を進めている小型旅客機「MRJ」のロールアウト(完成披露)だろう(関連記事「MRJから見えた次世代機の課題」)。日本航空機製造のYS-11型機以来、約50年ぶりの国産旅客機として10月18日、三菱重工業の小牧南工場(愛知県)でお披露目された。

 式典には三菱重工の大宮英明会長や三菱航空機の川井昭陽社長をはじめ、約500人が出席。合唱や和太鼓が披露された後、牽引車に引かれたMRJの飛行試験機の初号機が、姿を現した。

 三菱重工の大宮英明会長は、「最高レベルの経済性と快適性を兼ね備えた、世界に誇れるメイド・イン・ジャパンの製品が、ようやく夢から現実へと姿を変えようとしている。自信を持ってMRJを世界に送り出せることを誇りに思う」と挨拶。「夢から現実」という言葉は、苦難の道を歩んできたMRJを端的に表している言葉だった。

 三菱航空機の川井昭陽社長も、「実機ができたことで、ここまで出来たんだぞ、と販売先に示せるのは、何もない時よりも格段に大きい」と、ロールアウトしたことが今後の販売活動を後押しすると力説する。

 そしていよいよ、2015年4~6月期には初飛行を迎える。当面の課題は、6月15日から開催されるパリ航空ショーに実機を持ち込めるかだ。2015年に開かれる航空関係のトレードショーでは最大規模となるこのショーに、MRJが姿を表せば話題になることは間違いない。そのためには、遅くとも5月までに初飛行を済ませておく必要がある。

 実際に運航できる機体にするには、その後に控える国土交通省からの型式証明取得が大きな山場となる。しかし、ビジネスとして弾みを付ける上では、2015年のパリ航空ショーは世界にアピールする上で、もっとも重要なイベントだと言える。

コメント0

「吉川忠行の天空万華鏡」のバックナンバー

一覧

「2014年の目玉はMRJのお披露目」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

人は何か自信を持って誇れるものを持っているはずです。

為末 大 元プロ陸上選手