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『網走番外地』 オホーツクの謎

  • 二村 高史

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2015年1月8日(木)

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網走番外地』1965年公開

 『網走番外地』は、30代の若い健さんを見ることができる初期の代表作です。この後、映画はシリーズ化されましたが、ここでは1965年に公開された第1作を見ていくことにしましょう。

 この映画でも、鉄道が大きな役割を果たしています。しかも、1960年代の作品なので、懐かしの鉄道情景をそこかしこに見ることができ、鉄道マニアにはたまらない一作です。



さいはてのイメージを強調した「網走駅」

 映画は、冒頭のシーンから鉄道マニアをびっくりさせてくれます。

 蒸気機関車C58牽引の列車が冬の網走駅に到着して、手錠をつながれた20~30人ほどの受刑者が列車から下ろされるのですが、この「網走駅」が驚きでした。

 網走といえば道東の中核都市です。それなのに、吹きさらしのホーム一面で、しかも流氷で埋めつくされたオホーツク海が駅のすぐそばに見えています。これが、1960年代の「網走」のイメージだったのでしょう。

 明らかにこれは本物の網走駅ではありません。網走から釧路に向かう釧網本線で4駅目にあたる北浜駅でしょう。最近では、「オホーツク海に一番近い駅」として、観光名所にもなっている駅です。

 私が訪れたときにも、すでにそのキャッチコピーが使われていましたが、わざわざここまでやってくる観光客はほとんどいませんでした。現在では駅横にオホーツク海が見渡せる展望台ができ、駅の外観もレトロ調になっています。

 映画関係者や地元の人はどこで撮影されたか知っているでしょうが、この映画を初めて見た鉄道マニアの観察では、海がそばまで迫っていることと背景の山並みから、少なくともホームへの到着シーンは北浜駅で間違いありません。

釧網本線の北浜駅。網走から4駅目にあたる。
本物の網走駅。
オホーツク海に沿って走る釧網本線。

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