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グーグルがERPに参入する衝撃

物流を制するものが世界を制する日

2015年1月7日(水)

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猫も杓子も、TwitterもFacebookも、商品を売ろうとする現代

 Twitterは2014年に、Twitterのアプリから商品を購入できるサービスを発表した。Twitter上から“Buy”ボタンを押す。これによってTwitterユーザーは他のサイトにいってわざわざログインしなおす必要もなく商品を買える。それに、なによりTwitterにとって自アプリ内で課金できるメリットは大きい。

 ニューヨークタイムズの記事によれば、対象となるのはその瞬間に購入すべきアイテム、たとえばイベントのチケットや限定Tシャツなどとしている。しかし、最終的にはTwitterのタイムラインに流れてくるすべてのものを購買対象とするだろう。それがTwitterの収入源になるのは明らかだからだ。

 日本ではLINEも「LINE Pay」を発表した。これはLINEアプリから様々な商品を買ったり、個人間送金を可能にしたりするサービスだ。LINEのグループ会話で盛り上がり、そのまま飲み会に行くとしよう。そんなとき、あらかじめ会費3500円を幹事あてに送金すれば、乾杯のあとに参加費を徴収する手間と興ざめが省ける。もちろん最後の店への支払いもLINE Payから行えば、リアルな財布をひらく手間すら必要がない。

 Facebookも広告を表示するだけではなく、ユーザーの購買プロセスに介在しようとしている。報道されたように、Facebookも“Buy”ボタンによってタイムラインからユーザーが商品を購入できる仕組みを発表している。このリンク先をみていただければ分かるとおり、Facebookユーザーのタイムラインに流れてくる広告写真の下部に小さなボタンが配置されている。これを押せばすぐに商品を購入できる。

 なるほど、Facebookほど誰かの写真と、誰かの推薦コメントがあふれているメディアはない。芸能人の昼食写真は、そのままその飲食店のクーポン・チケットにつながるし、彼らが着る衣類は衝動買いを誘う。また楽曲や書籍、そして映画のストリーミング鑑賞などといった嗜好品においても、SNS上でフォロワーが多いひとたちの影響力は大きい。

 これまで「ひとびとの交流場を提供する業者」、「小売業者(と物流業者)」、「課金業者」とは、それぞれ別々のものだった。しかし、これからは異業種が入り混じる、越境合戦がはじまろうとしている。

グーグルとアマゾンはやはり先頭を突き進むのか

 そのなかでも先陣を切るのは、やはり米アマゾン・ドット・コム(以下アマゾン)とグーグルだろう。この連載で何度もアマゾンについては取り上げたとおり、お客からの受注前に商品を発送してしまう(!)「予測発送」や、家庭内の会話を聞き取り自社サイトに誘導する「amazon echo」や、30分以内配送を可能とする「ドローン」など、先進事例には枚挙にいとまがない。

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「グーグルがERPに参入する衝撃」の著者

坂口 孝則

坂口 孝則(さかぐち・たかのり)

調達・購買コンサルタント

大阪大学経済学部卒業後、電機メーカー、自動車メーカーに勤務。原価企画、調達・購買、資材部門に従業。調達・購買関連書籍23冊を上梓。2010年、調達・購買コンサルタントとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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