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「インターステラー」にも登場、宇宙のジャンク屋の意外な商売

米国「ノートンセールス」探訪記【後】

2015年1月9日(金)

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米国にある宇宙ロケットの中古パーツ販売店に、宇宙開発ネタが大好きな、当サイトの人気連載「研究室に行ってみた」でお馴染みの川端裕人さんが行ってきました! 前編から引き続きお楽しみ下さい。(編集Y)
「ノートンセールス」の店内と、店主のカルロス・ガズマン氏

 ロサンジェルス近郊にある「宇宙ロケットのジャンク屋」、ノートンセールスを訪ね、いきなりアポロ計画のサターンVロケット、2段目のJ-2エンジンや、月に行ったアポロ宇宙船のエンジンSPSなどと出会い、もう頭がくらくらするほどの衝撃を受けた。

 さらにショールームの背後にある広大な倉庫には、宇宙機エンジニアが見たら狂喜しそうな宇宙関連ジャンクの山があった。1950年代以来、航空宇宙産業とつきあいコツコツとジャンク品・余剰品を買い取ってきた成果だという。今では、以前のように簡単に売ってもらえなくなったが、とにかく、単純な買い取りを積み重ねることでこれだけの貴重物の堆積が出来上がった。

 さて、では、今、ノートンセールスはどんなビジネスを展開しているのか。

 ジャンク屋だから、当然、これらのものを販売しているわけだが、単にそれだけではない。話を聞いていると、大きく二つの部門がある。

レンタルの売り上げが半分に

「以前と同じように売ってはいるんだが、新しいジャンクや余剰品が入ってこない以上、売るだけでは先細る。それで2000年代になって、プロップの貸し出しに力を入れるようになった。現時点での売り上げは、実売とレンタルが半々くらいになっている」

 レンタル? 誰に? と思った方。ここはどこか考えると、すぐに連想できる。

 ノースハリウッドは、その名の通りハリウッドに近い。プロップとは、映画などで使う小道具のことだ。実際、店の看板には「Prop Rentals」と書かれている。

 どんな映画に使われたのかと問うと、かなりメジャーなものの名が次々とあがった。

「まず、このラックは『インターステラー』で使ったものを、今、解体中」

 と指さすのは、ぼくがカルロスをインタビューしていた椅子の前にある管制卓のようなものだ。たいへん古めかしいのだが、かの「インターステラー」にちらりと出ているとか。どこのシーンか、興味ある人は探してみるといいかもしれない。(分かったら教えていただきたい)。

 さらに──

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「「インターステラー」にも登場、宇宙のジャンク屋の意外な商売」の著者

川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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