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アップルのデザインはアイブが決める

ジョブズが経営の軸に据えた「特別な男」

2015年1月9日(金)

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最高経営責任者よりも発言権を持つ男

 アップル社には最高経営責任者、ティム・クックさえも管理できない特別な存在がいる。ジョナサン・アイブだ。

 役職はデザイン部門上級副社長。同社に9人いる上級副社長の1人ではあるが、ウォールストリートジャーナル紙に2014年度の決算の数字(売上高1830億ドル、利益400億ドル)を聞かれ「正直のところ、数字は知りません。大きな数字であることは知っています」と答えて話題にされたこともある。

 彼のアップル社での役割は、最良の製品をデザインすることであって、上級副社長という肩書きこそあっても、それ以外には一切、無頓着。それでいてアップル社の誰にも干渉されない最強の権限を持っている。

 そんな彼の存在こそが、アップル社を唯一無二の特別な存在にしている。彼に他社では類を見ない特別な立場を与えたのは何を隠そうあのスティーブ・ジョブズ本人だ。

 世の多くの人は、瀕死のアップル社をわずか15年で時価総額世界一位の会社にまで躍進させた立役者はスティーブ・ジョブズだと思っている。もちろん、それはそれで間違いはない。しかし、そもそも、そのジョブズが再びアップルで頑張ろうと思ったきっかけもアイブであれば、iMacから始まるアップル復活劇で製品開発の中心にいたのもまた彼だった。実はジョナサン・アイブこそが、スティーブ・ジョブズひいてはアップル社の至宝であり、秘密兵器だったのだ。

 そのどこかミステリアスなジョナサン・アイブについて深く紹介した書籍『ジョナサン・アイブ』がついに日本語訳された。

 日本のプロダクトデザイナー、工業デザイナーはもちろん、日経ビジネスを読む経営層にも、ぜひとも手に取っていただきたい一冊だ。

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「アップルのデザインはアイブが決める」の著者

林 信行

林 信行(はやし・のぶゆき)

ジャーナリスト

テクノロジーが人々の暮らしぶりや社会をどう変えるかをテーマに取材をつづけるフリージャーナリスト。国内のテレビ、Web、新聞、雑誌に加え、米英西仏中韓など海外主要媒体でも日本のテクノロジー文化を伝える。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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