• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

どうして「てっきり」を社内禁止用語にすべきなのか?

2015年1月13日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 私は現場に入って営業目標を絶対達成してもらうコンサルタントです。クライアント企業の営業担当者の行動を変えて結果を出すことが仕事です。

 現場に入ってコンサルティングをしている際に、とても気になるのは「てっきり」という言葉です。次の上司と部下の会話を読んでみてください。

○営業課長:「2015年になった。昨年までの自分の殻を破るぐらいのことを今年はしてほしい」

●部下:「かしこまりました。昨年は後少しのところで目標を達成できませんでしたので、今年は危機感を持ち、全身全霊でやっていきます」

○営業課長:「言葉だけじゃあ、困るぞ」

●部下:「もちろん言葉だけではありません。常に問題意識をもって、自主的主体的に仕事に取り組みます」

○営業課長:「危機感、全身全霊、問題意識、自主的、主体的か。言葉を並べているけれども、昨年から気になっているのは、君からの自主的な報告や連絡、相談がまるでないことだ」

●部下:「『ほう・れん・そう』ですね。いくらなんでも、まるでないということは」

○営業課長:「自主的な、と言っただろう。問題意識を持って主体的に動いていると上司に相談したくなるシチュエーションにしばしば出会う。その時は定例報告の日を待たずに相談してほしい。そういう時は結構あるはずだ」

●部下:「……」

○営業課長:「ないのか」

●部下:「あ、いえ。もちろん……あります」

○営業課長:「しっかりしてくれよ。ところで去年の12月頭に頼んだ戦略シートの準備、あれはどうなっている」

●部下:「戦略シートですか」

○営業課長:「営業会議で決めたじゃないか。2015年の営業戦略を考えよう、ついては君がたたき台を作ると」

●部下:「……」

○営業課長:「戦略シートはどうなっている」

●部下:「それは……てっきり、課長がやるものだと……」

○営業課長:「なんだって」

●部下:「いや……。課長ではありませんよね。まず誰かがたたき台を作らなくては、という話になっていましたから」

○営業課長:「そうだよ」

「横山信弘の絶対達成2分間バトル」のバックナンバー

一覧

「どうして「てっきり」を社内禁止用語にすべきなのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

すきま時間を活用できることに気づいた消費者は、時間価値をかつてないほど意識している。

松岡 真宏 フロンティア・マネジメント代表