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人生の面白さは、更新されること

トライアスリート白戸太朗氏×石田淳対談 第3回

2015年2月12日(木)

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トライアスリート白戸太朗氏(写真奥)と筆者、石田淳氏(手前)

 体系的な自己管理である「セルフマネジメント」がにわかに注目を集めています。このテーマを深めるため、トライアスロン分野で活躍している白戸太朗さんにお話をうかがいました。今回はその対談の第3回。「自分の力量はこの程度、という自分の“常識”なんて、いつでも変えられる」と強調する白戸さん。「30代、40代だったらまだまだ十分いける。スポーツを通じて自分の限界が更新されていくと、スポーツだけでなく人生全体が面白くなっていく」と語ります。

(聞き手は石田淳、構成は高下義弘=課長塾編集スタッフ/ライター)

前回からの続き

石田:私の周りでも、ランニングやトライアスロンに興味を持っている人がいるのですが、「はじめの一歩」を踏み出せない人はけっこう多いです。

 見ていると、そういう人って、残念ながら自己肯定感が低いんですよね。自己肯定感が低いからこそ、最初から高いものを目指そうとしている。「高いレベルのことを達成できないと自分の価値がない、だから頑張らないといけない」と思ってしまっている。

ゆっくり始める自分を許す

 でも、まずはゆっくり始める自分を許容することが大事だと思うんです。フルマラソンにすぐ出場しようなどと思う必要はまったくない。私の経験上、まずシューズを買ってみるとか、とりあえずウエアを買ってみるということを積み上げていけば、だんだん無理なく走れるようになると思うんです。

白戸:本当におっしゃる通りです。日本人って真面目なので、ついつい、いきなり頑張ってしまう。けれども、自分の体と相談しながら、本当にゆっくり始めるべきです。けがをすると、もう嫌になっちゃいますからね。会社勤めの方の場合は、今からプロスポーツ選手を目指すわけではないのですから。

石田:私は、トライアスロンの練習を始めた時に白戸さんに言われてよく覚えているアドバイスがあるんです。「とにかく、最初は距離じゃなくて時間を目標にしてください」という内容です。「まずは30分、とにかくゆっくりでいいから、連続して走れるようになってください」と。

 多くの人は、距離を伸ばそうとか、スピードを上げようとか思って、いきなり頑張ってひざを壊してしまう。だから白戸さんは「早足ぐらいでもいいから、ゆっくり走ってください」と言ったのだと思います。その時、私は「ああ、それでいいんだ」と安心したんです。これはすごく心強かったですね。

白戸:特に男性は頑張り、気合い、筋力で自分をごまかして、自分を追い込みがちです。だから最初は冷静に見てくれる、相性のよいインストラクターがいるといいかもしれませんね。

 僕はあのとき、石田さんが間違った方向に行かないように最初に手を引いてあげた。すると、石田さんはヒューッと伸びていった。僕がやったことは、最初のそれだけですよ。

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「人生の面白さは、更新されること」の著者

石田 淳

石田 淳(いしだ・じゅん)

ウィルPMインターナショナル社長

行動科学マネジメントの第一人者。行動分析、行動心理を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものにアレンジ、短期間で8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者などから支持を集める。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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