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インターネットが“楽しさの寿命”を縮めている

糸井重里さんと「予言検証」その3

2015年2月26日(木)

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担当編集Y瀬(以下Y):『インターネット的』を改めて読んで、糸井さんに聞きたいことがあったんです。糸井さんがほぼ日をはじめた1998年から今にいたるまで、GoogleやFacebookなど、インターネットで成功した巨大なサービスは、ほぼみんな広告モデルですよね。広告でお金を儲けている。

糸井重里(以下、糸井):そうですね。

Y:それについてどう考えます? 前回、BtoCは難しいという話がありましたけど、まさにそれで。インターネットでコンシューマーに何かを買ってもらえるとしたら、ゲームのアイテムくらいしかない。基本的には集まったお客さんに対してチラシを配る広告の部分にBが払うお金がメインの収益になってます。

そこはずっと模索なんじゃないか

糸井重里(いとい・しげさと)
1948年生まれ。コピーライター。ほぼ日刊イトイ新聞、主宰。作詞、ゲーム制作など、多岐にわたり活動。98年6月に毎日更新のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは同サイトでの活動に全力を傾けている。最新刊に、早野龍五氏との共著『知ろうとすること。』(新潮文庫)、『ぼくの好きなコロッケ。』(東京糸井重里事務所)などがある。(写真:大槻純一、以下同)

糸井:そこはずっと模索なんじゃないでしょうか。僕自身もそうです。みんなが行く方向には行きたくないな、と考えてるだけですね。それはへそ曲がりなのではなく、競争するのは途中で疲れてしまうだろうから。ああ、開発途上国とかだと、もっとやりやすいかもしれないね。お楽しみもないし、時間もたっぷりあるから。

Y:欲しがる人がたくさんいる。

糸井:たとえば日本でテレビの視聴率が全体として下がっているというのは、ある種の豊かさを表しているわけですよね。いろいろなお楽しみの選択肢があるから、テレビの視聴率は結果下がっているわけで。

Y:昔はテレビしか見るものがなかった。大晦日の紅白がそうですよね。視聴率も上がるわけだ。

糸井:選択肢が多くなると、それぞれの場でとれるお客さんの数は少なくなる。そうすると競争が増える。思うようにいかなくなる。話は変わるんだけど、インターネットが普及して以降、これはよくないなあ、と思うことがあって。

Y:なんですか?

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「インターネットが“楽しさの寿命”を縮めている」の著者

崎谷 実穂

崎谷 実穂(さきや・みほ)

ライター/編集者

北海道札幌市生まれ。人材ベンチャーでコピーライティングを経験後、広告制作会社で新聞広告を担当、100名近くの著名人などに取材。2012年に独立。ビジネス系の記事、書籍のライティング・編集を中心に活動。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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